『デッドプール2』PG-13版のタイトルが『ワンス・アポン・ア・デッドプール(原題) / Once Upon a Deadpool』に決定
映画は、12月12日から24日まで全米公開される。

PG-13版(13歳未満の鑑賞には保護者の同意が必要)は、R指定版に含まれる過激な言葉や表現を編集しただけでなく、
本作のために撮影した新シーンも追加されている。ライアンは今年9月、Instagramで新シーンと思われる写真を公開。
サンタ帽をかぶったデッドプールが、俳優のフレッド・サベージに本を読んであげているという
、フレッドが子役時代に出演した『プリンセス・ブライド・ストーリー』(1987)のパロディーとなっており、
脚本家のポール・ワーニックとレット・リースは/Filmにそれが新シーンであることを認めている。

ライアンは、「20世紀フォックスが、2006年からPG-13版の制作を投げかけてきたんだよ。返事はずっとNOだったけど、
今回は二つの条件付きでYESと返事をしたんだ。一つは収益の一部をチャリティーに寄付すること。
もう一つはフレッド・サベージの誘拐さ。(2つ目の条件は少々説明が必要なんだけど……)」とライアンらしい言葉のチョイスで語っている。
実際に、本作のチケット1枚につき1ドルが、ガン予防やガン早期発見をサポートするチャリティーキャンペーンに寄付されるそうだ。

ちなみに、本作の全米公開期間中は、『スパイダーマン:スパイダーバース』『移動都市/モータル・エンジン』『アクアマン』『バンブルビー』
『メリー・ポピンズ リターンズ』といった大作が公開予定となっており、PG-13版『デッドプール2』がどこまで数字を伸ばせるのか気になるところ