ブレードランナーはカルトな人気はあったが
公開当時、ヒットはしなかった。
それで公開後もマニア的なところ以外では情報が少なく、
「本当はユニコーンのシーンがあって、監督はデッカードをレプリカントとして撮ってた」とか
「実はエンディングはシャイニングから借りた没映像」とか
「ハリソン・フォードの独白は英語圏では評判が悪い」とか
そういった類のことを知らずに
かなり長い間、デッカーを人間だと思い込んで島哲太人が多いんだろうな。

当時、「エンディングの俯瞰の緑豊かなシーンは
あれはシャイニングの没映像なんだよ」と言うと
「ありえない、嘘つくな!!!!」とl凝りだす人がいたくらい。
でも事実なんだからしょうがない。

で、デッカードはレプリなんだよ。
ロイやレイチェルの目が光るように、デッカードの目も光るシーンがあって
暗示してるんだよ。
「レプリはどうして写真を後生大事に?」というデッカード自身が
アパートに大量にアンティークな写真を飾ってるのもそういう暗示。
本当はユニコーンの場面があって、ユニコーンの折り紙で
デッカードの記憶が移植されたものだと示される予定だったんだ…

と、これらのことを言っても
長年知らずにデッカードは人間だとしか思わずに、のほほんと見てきた人が
「デッカードはレプリ」だとわかりやすく説明しても
自身が否定されるかのように怒り出す人がいるのが悲しい現実。