梅田での舞台挨拶が中止になり、上映まで中止になっちゃったんやね、当時。

劇場側も徹夜組を想定していたようで整理券を配っていた 。
そして劇場前にたむろされるのは問題なので劇場から離れた公園に待機するように伝えられた。

しかし状況はすぐ変わった
想定以上に人が集まりすぎたので劇場の人間数名ではさばききれなくなった。

待機場所を劇場入口から少し離して列にしていった
梅田東映パラスに徒歩でアクセスする場合、地下道を通るのだが、その地下道から列にして順番待ちとした

一つの劇場に1万人、そんなに人間が入りっこない映画館なのだ

劇場側は整理券で収納可能人数だけ決めて、それ以外は帰宅をうながすのが安全に物事を進行する術だが、
人手不足と混乱を予測できなかったのだろう。

地下道で開場を待つ、静かに流れた。

だが、その静けさを切り裂いたのは地上から聞こえた歓声だった。

待つ者はそれが何なのかわかったが、薬師丸ひろ子が到着したのだ。
すると後方から人が押し寄せてきた。

2列で地下道を並んでいたのだが、次から次に人がなだれ込んできて地下道が人で埋まった

地下道はおしくらまんじゅう状態、身動きできなければ 小さな女の子は息ができなくて悲鳴を上げる。
何分くらいこの状態が続いたかは知らないが機動隊やマスコミが駆け付けるくらいだ。
脱出するのに20分から30分は過ぎたではなかろうか?

舞台挨拶中止がスピーカーから告げられた。

薬師丸ひろ子に会えないのは諦めがついた。
あの地下道で将棋倒しでけが人がでなかっただけ救いだった。


今回の学園祭のもハシカンが近くに来たらしいとの話が上がって、人が押し寄せ大混乱になったらしい。
そんなちょっとした事で大事故に繋がり兼ねないよな。