自分は多分、このスレを読んだ限り
何か大きな契機がない限り、この映画を観に行かないと思う
それはそれで、ALSじゃなくとも
障害者支援にかかわった経験のある者としてのひとつの答えだと思ってる
映画の出来、不出来の話で片付けられないくらいに
身近なものとして問題をとらえるようになってるから仕方ないと自分で思う
自分なりの答えを別ルートで探し、ぼんやりとでもその答えをみつけてるからね
特にALSともなると、なおのことハードな現場だというのは経験上から解る

でもこの映画を見て、そういう分野に興味をもって飛び込んできてくれる人がいるならば
本当に素晴らしいことだと思うし、現場のみんなは歓迎すると思う
そのあとに、その世界に残るか残らないかは本人の問題だよ
また別の、もっと現実のシビアな話

支援する人間はその与える手に、被支援者から大きな何かを与えられる
よく言われる「与える手は受けとる手」という奴だよ
そのかわり、厳しい現実を見つめる目を持つことが要求される
現実の世の中で、本当の意味での対等と云うものを見つめるのは案外と難しい
そこまでこの映画が描いてるのならば、多くの人がみる価値はあると思う