垂水総理のキャラクターも揺るぎない意思と政治哲学を貫き、社会的に信任される自衛隊維持の為に
ベストの作戦では無く自衛隊員の犠牲が増える可能性のある難しい案を指示する。
ここを下手に描くと自衛隊 対 政治・社会のような構図になりそうなところを漫画では
政治側の妥当性に説得力を持たせるキャラクター作りになっている。
この垂水の揺るぎなさの土台の上に自衛隊の犠牲を払う罪の重さの末の嘔吐が共感を呼ぶのを
プレッシャーに弱いというキャラクター変更は
かなり違う印象になりはしないだろうか。