昨夜オールナイト鑑賞

・若林氏が高校生の時にバイトでうる星やつらアフレコ室の映写機回してた
・押井いわく、若林氏は役者から必要な芝居を引き出す能力が素晴らしい
 映画の半分は音で必要な音響を設計するにはそれ相応の能力が必要だけど、
 残念ながら今の日本にはそれがちゃんとできる人はもうほとんどいなくなってしまった
・若林氏はフィルムやテープといった物理的なモノを扱うアナログ時代とデジタル時代両方知っていて
 デジタルで示されるものがアナログ時代の何を指しているかが体感的にわかってるけど、
 それより下の世代はデジタルしか知らないから波形を見ないと音がわからない
 押井も若いころは担当演出がフィルムや台本担いで運ばされたりしたけど、おかげで責任感は身につけさせられた
・旧GRM戦記→アヴァロン→(アサルトガールズ)→ガルムウォーズの経緯説明
・立喰師はやってることはバカみたいだけど、実は戦後日本が何を得て何を失ったかについて
 パト2と同じくらい怒ってる映画
・立喰師は本当にああいうことがあったと思われてベネチアであやうくドキュメンタリーの賞をもらうところだった

改めて続けてみるとガルムとアヴァロンは人物の配置や物語の展開がほとんど同じで、両方とも旧GRMからの派生だというのがよくわかる
しかし今回押井がしょっちゅうガルムとアヴァロンを言い間違えたり、さすがに老化が進んできたなあという印象
去年までは見た目はともかく喋ってるときの頭のキレでそういうことはあんまり感じさせなかったんだが
今朝かえって昼まで寝て明日はまた六本木だ