アリーは既存の形式に囚われず、ただ音楽が好きなんだろう
ガガの影響受けたアーティストはグラムロック寄りでパフォーマンスもそんな感じの派手なもので、でも曲作りは基本的にピアノでやるベーシックなものだし
アリーもそれと同じく、柔軟に良いものはいいから取り入れていくスタイルなんだろう
最初にわざわざドラァグクイーンの店でラ・ヴィ・アン・ローズなんか歌ってたのも音楽のジャンルにこだわりがあるわけではなく、アリーの柔軟性を表してる
大事なのは曲を作って歌い続けることだから
そして歌い続けるには売れなくてはならないから
プロデューサーの方針に最初は抵抗したけど結局彼の言うようにしたら売れて実績ができたから、その後は信用して髪色やダンスなどを取り入れた
そのへんは最初カントリー娘として出てきたのにガラッと方向転換したテイラー・スウィフトみたいなもんでしょ
若い女の柔軟性と輝かしい才能と、古いものに固執して悲劇に落ちていく中年男の話だから
男性客には受け入れ難いのはわかる
反対にボヘミアン・ラプソディは古くても良いものはいいって話だし、悲しくても明るいラストだからQueen世代にも若い層にも刺さるのは当然
同じ音楽映画でも描いてる内容は全然違う