>>292
病室にて
加藤の怪我した右手をさすってる利佳子
加藤「もうやめてくれ。
これが審判の結果だよ。
帰るんだ。
一人の女を不幸にしたと思いながら、生きたくない。
それでもいいじゃないかと、割り切れるほど強くないんだよ。子供だからな。利佳子。」
利佳子「ん?」
加藤「帰れ。家に帰って母親に戻るんだ。
さよなら。お前が好きだよ。」
利佳子「なに言っちゃってるの。あなたなんて遊びよ。」