【世界の巨匠】黒澤明 7【最高傑作】荒らし禁止
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1979年夏、黒澤明監督の映画『影武者』のロケ中に主役の勝新太郎が突然降板。40年前のあの日、ふたりの天才の間で何があったのか?未公開映像や当時を知る関係者の証言をもとに、天才激突の真相に迫る。
NHK BSプレミアム『アナザーストーリーズ「天才激突! 黒澤明VS勝新太郎」』は11月19日(火)放送
■『アナザーストーリーズ「天才激突! 黒澤明VS勝新太郎」』
NHK BSプレミアム 11月19日(火) 午後9時00分
再放送:NHK BSプレミアム 11月25日(月) 午後11時45分 児玉清が書いてるけど、
黒澤の撮影現場は異常にピリピリと緊張してるのだってね
腕組みしてるだけで黒澤から直接に文句を言われる
そりゃ反発したくもなるわ 色々意見してくれる友人が亡くなって、天皇なんて煽てられているうちに腐っちゃったんだな 仕事に集中するまではいいんだけど、
黒澤が暴君のように威張っていて、緊張した張りつめた空気ってのはヤダな これが黒澤明の世界の評価
1990年のカンヌ映画祭における黒澤明。
クロード・ルルーシュ、 ベルナルド・ベルトルッチ、タヴィアーニ兄弟, コスタ=ガヴラス
アンジェイ・ワイダ、マーティン・スコセッシ、スティーブン・ソダーバーグ、ビレ・アウグスト
サタジット・レイ
https://twitter.com/ichikawakon/status/1104928430448029696?lang=bn
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) >>430 自己レス
二番目のURLは勝手に表示された。 世界中の映画人が尊敬するクロサワは「赤ひげ」までのモノクロ作品群だけだな 日本人が尊敬する中国文化が、共産主義国家になる前の中国の物ばかりと同じw
そこに「断絶」と「変質」があるから。 >>430
中井寛一氏のツイッターが面白いね
昭和の風景が見られる 黒澤明に「素浪人・花山大吉」をどう思うか聞いてみたかったね
そりゃーリアルな演出では「用心棒」に敵わないだろうけど、
大吉と半次のキャラの楽しさは、三十郎(三船)を超えてたと思う >>427
その割には、上記「悪い奴ほどよく眠る」の
時間の経過の表し方がずさんだ。
多分、完全主義すぎて、そういう時間の経緯を見落としたに違いない。
でもおいらでも最近になってやっとおかしいと思ったから、
誰もそこには気づかなかったのだろうな。 現代の様にテレビで繰り返し観ることなんて想定してないからね そうよねえ。
おいらだって、1985年に映画館で初めて観て、
VHSが1990年にリリースされて
それからDVDになっても何度も見てるのに、
そんな時間の差異には気が付かなかったな。
ホント最近になって「あれ?」て思うようになったよ。 ↑違う。
整理すると、、
午後4時:岩淵「西はどこにおるんだ?」佳子「相模原の軍需工場の跡」
岩淵は慌ててるから午後4時半でもいいが、暗いから5時かも:
板倉「おい、嫁さんは国道でタクシーに乗せてきたがここはあぶねえぜ。」
彼はそう言い残すと、すぐに旅館の貴重品袋の確認と新聞社への電話。こんなもん1時間もかからんだろう。
5時半ごろ、辰夫が帰って来て寝ている佳子を起こす。佳子「お父さんなんだってあんなことを」
午後6時、自動車を運転する辰夫と佳子。しかし、外は真昼間に戻ってる!!午後6時で真昼間ということは
6月25日頃としか考えられん。でも、辰夫はジャンパー、佳子は上に羽織ってる。
「ここはあぶねえぜ」て言ってたとこに何故か戻る板倉もコート着てる。
板倉「これでいいのか?これでいいのかぁ〜〜!」
蒸気機関車「ポーーッ、ダダダダ、ガタンゴトン、ダダダダ、ガタンゴトン」
西と和田は午後5時半までには始末されてる。
列車事故なんだから、すぐ警察に通報されるので、6月なら明るい6時にはスクラップにされてる。
岩淵「死体から大量のアルコールが。。私にゃ到底信じられん」」
↑これが翌日。
こういう時間の流れ。 だから、一番おかしいのは一旦外が暗くなってるのに、
再び明るくなってる点だ。
その辻褄合わせするには、板倉が
「おい、嫁さんは国道でタクシーに乗せてきたがここはもうあぶねえぜ」
て伝えに来るところの外の明るさをもっと夕方らしく明るくするしかない。
それだけのことなんだがなあ。
なんで「13時間後」とか訳の分からない筋書きにするんだよ?
辰夫が13時間も暗闇の中で鉄砲撃ってるのがおかしい。 悪い奴らよく眠るは、たまに海外向けの短縮バージョンで上映される時がある。そのバージョンを見比べたことはないが、ある場面をばっさり切るのではなく、所々、少しずつ編集が違うようだ。
他にも名もなく貧しく美しくも短縮バージョンを見たが、これはラストで高峰秀子が死ぬ場面がばっさりない まあねえ、黒澤も完全主義だから、この「悪い奴ほどよく眠る」は
それが顕著に表れた作品だと思う。
最初に佐田豊が映るが、すぐに左右対称になって、エレベーターが到着して
左右一礼して、エレベーターから出てきた人間が右に動くにつれてカメラも右へとパンする。
それとか、南原浩二を囲む記者たちの中の児玉清さんとかの動きもものすごく計算されてる。
なんか映画の物語の流れよりも、そういうところに神経が生き通っているなあ。
多分、黒澤はそういうとこに完全主義的な撮り方をみせて、
ほんのちょっとの事なんだが、時間の経緯に少し矛盾が出たんだと思う。
ホント、一旦夜になってまた明るくなるだけなんだがね。
ちなみにおいらも「悪い奴ほどよく眠る」は大好きだね。 児玉清は一人だけ、皆と違うタイミングで演技をした
このタイミングでは振り向かないと思うと自分の演技プランを説明
しかし、黒澤からは「生意気を言うんじゃない!」と怒られ、
最終的には襟首を掴まれて、「キミ、いらない」 児玉清が亡くなった時、「アタック21」で「悪い奴ほどよく眠る」のこの
南原浩二を取り囲むシーンを流してた。 乱は何度も撮影延期になって出演俳優も代わったようだけど
スポーツ新聞に児玉清の名前が出たときもあった。 ねえ、そういえば「丑三つでござーい」の拍子木のあとに
卯之助が「清兵衛、お前はきたねえ、これであいこだ。与一郎が可愛ければな、
頭丸めて兄貴のとこに跡目継いでくれって頼みに来な」
清兵衛「ふん、そんな事だと思ったぜ、卯之、これをみな」
で、山田五十鈴(おりん)に髪の毛引っ張られて司葉子(ぬい)が出てくるやん。
あれって「この女、卯之助の彼女?」って思わへん?
「荒野の用心棒」でもジャン・マリヤ・ボロンテの女の役だしな。
でも見ていくうちに段々造り酒屋の囲われ女ってわかってくる感じだな。
おいらの友達も「最初は卯之助の女かと思った」て言ってたぜ。 ちゃんと暴行って邦題あるから
たけしのアウトレイジはこれから来てるのかな >>447
ジャン・マリア・ボロンテは髭を剃れば、それなりに男前だな
>>449
そうかもね
英題を頂戴するのは珍しいかな 羅生門みたいに複雑で、あまり儲からないような話を、こうやって糞真面目に
リメイクできてしまうのだからアメリカ映画界の底力を感じる 羅生門みたいな世界映画史上の傑作をリメイクするなんて
アメリカ映画界には身の程知らずな馬鹿が多いっていうだけだな でも日本は欧米文化を真似ばかりしてきたから、
こうやって欧米に真似されるのは誇らしい 永井豪
「この際だからいろんなこと聞かなきゃと思って、質問責めにした。石森先生は
寡黙な人で、いつも面倒臭そうにブツブツとしか話さないのだが、なんとか口を
開かせては聞き出した。例えば石森先生は黒澤の映画が好きだったので、そうい
う話題を振ってみるといろいろ喋ってくれた。」 黒澤明のすごいところは、ベルイマンやアラン・ロブ=グリエ、ガルシア・マルケス、タルコフスキー
みたいな難解な作家からもリスペクトされるいっぽうでペキンパーやウォルター・ヒルのような暴力監督
からオマージュをささげられ、カサテベスみたいなインディ監督、さらに山田洋次みたいな人情小話の監督
からも尊敬されている
ビートルズとか手塚治虫みたいだ 黒澤明
「難しく言うのがカッコいいように思うのは,違うんじゃないか,と僕は思うんだ.
本当に理解していればこそ,簡略に平明に語れるんでね.
こねくり回して,斜に構えてっていうのは説明してるというより,自己満足なんじゃないの」 難しく言わなくてもいいけども、太郎次郎三郎ってのはちょっと 太郎孝虎
次郎正虎
三郎直虎
ちゃんと名前はついてる。 京都・八坂神社の「をけら詣り」は火縄に御神火を灯して、
持ち帰るという大晦日の行事
この時に用いる火縄は、竹製なんだって
戦国時代に使われた火縄銃の火縄は、竹も木綿もあるらしい そんなことより、おい、
また「悪い奴ほどよく眠る」の疑問点が出てきたぜ。
最初、和田(鎌足)が引っ張られるとこで
記者「どなたです?大竜建設の人?」
係員「いえ、公団の課長補佐をしている、和田・・・」
三井弘次「和田?和田さんですね?」
っていって、急に記者が駆けずり回って電話をしようとするだろ?
昭和35年の仮に一流ホテルだとしても、一度に10人以上が通話できるほどの電話機があったのか?
だって、電話は記者だけが優先して使えるようになってる訳がないし、
それを考えると一度に10人以上が通話できる、しかも専用回線なんか、
一流ホテルと言えでもないはずだ。
それに、仮に新聞記者がそれだけ優遇されてたならば、
最初慌ててエレベーターからホテルの披露宴会場に飛び込んでくるわけがない。
やっぱりおかしいぜ、黒澤さんよー! 勝新太郎や近衛十四郎らは「芸の肥やし」と称して
芸者遊びなどを盛んにやった
近衛は息子の松方弘樹にもそうしろと言ったぐらいだ
西田敏行は「芸の肥やし」について否定的で、芸が上手くなるのは
練習しかないと言ってるそうで、西田の発言のほうが真面目で好感が持てる
ところで、垢抜けない加藤武に黒澤が、銀座かどこかで
飲んでくるように指示したがこれは「芸の肥やし」になり得ただろうか? 「夢」に限らず「どですかでん」以降のカラー映画は駄作のオンパレード >>462
残念ながら、サウナは芸の肥やしにならず、
死の一直線になった。。。 話し方とか流石によく似てるなw
歳とって顔も益々似てきた >>464
アカデミー賞での黒澤のスピーチ
「私はまだ、映画がよくわかっていない」
謙遜などではなく、マジで洒落にならんなと思った NHK総合「突撃!カネオくん」に黒澤和子出演中。
普通に黒澤明監督の写真も登場。 そんなことより、おい、
今日「用心棒」を見たんだが、BSプレミアムだ。
去年暮れにDVD借りたんだが、ブシュブシュと斬りまくる音声があった。
それよりも画質よかったな。
一昨年か、劇場でみたのもよかった。 文學界2月号
評論
蓮實重彦 ジョン・フォード論 第一章−I 馬など
フォード論は、人間ではなく、あくまで馬について語ることから始まる
──ライフワークたる映画批評の始動 黒澤はなぜカラーで失敗したか
これは21世紀での世界中の映画学校で、研究し尽くされる事だろう 黒澤作品のカラー化とともに、三船が消えたのも大きい。
ゴジラ映画のはずなのに、出て来たのがギララみたいなもんだ。 あ、ギララ映画館で観たよ。
何か隊員が二人ジープから転げ落ちるシーンが印象に残ってる。 黒澤明
「もっと馬鹿馬鹿しい話がある。町内の、ある家の井戸水を飲んではいけないと
云うのだ。/何故なら、その井戸の外の塀に、白墨で書いた変な記号があるが、
あれは朝鮮人が井戸へ毒を入れた目印だと云うのである。/私はあきれ返った。
/何をかくそう、その変な記号というのは、私が書いた落書だったからである。
私はこういう大人達を見て、人間というものについて、首をひねらないわけに
はいかなかった。 」
コラッ、落書きするな 日比谷に黒澤明プレゼンツのしゃぶしゃぶ屋があるよね? 黒澤の家には手塚治虫の全集300冊があったということだ。
手塚治虫と一緒に映画を作るかという話も一応あったが実現していない。
手塚治虫の子供の手塚真は黒澤のところで 名監督ヒッチコックもカラー映画の時代になって、なんだか下手になった
印象があるな。 ヒッチコックフリークをコキアンと呼ぶけど
黒澤フリークはなんて呼べばいいの? >>480
でもカラーの「北北西に進路を取れ」は名作だよ
白黒で撮るほうが不気味なので、「サイコ」で白黒に戻したらしいけど 「北北西に進路を取れ」はコメディ要素もあって、ヒッチコックの中で
一番好きなんだけど、あれ一作で終わってしまったのが惜しい ヒッチコックのカラー作品はブロンドのクール・ビューティーが楽しめるからね。
あの時代にビスタビジョン(35mmフィルムを横に走査させて70mmの画角を
作成)で撮影しておいてくれたことは有り難い。 >>479
黒澤さんも娘さんはお父さんから手塚治虫以外の漫画は禁止されてたってね
手塚治虫の人間描写は遺作の一つ「グリンゴ」なんて最高
めちゃくちゃおもしろい
でも絵のデフォルメはいい意味でも悪い意味でもいかにも漫画的だから
黒澤さんと映画をとってもミスマッチだったかもしれないなとイメージしてしまう しかし俺はなんといってもカラーが好きだな
黒澤映画は
極彩色の悪夢を見ているようで
白黒の土っぽさ埃っぽさはないけど全体で見れば二度おいしい ヒッチコックがカラーに意欲的なのは「ハリーの災難」くらいだろう
黒澤みたいにキレイな映画を撮る事にそれほど執着してないのがいい >>485
「赤き死の仮面」は実現しなくて良かった
実現してたら武満徹みたいに、黒澤と手塚は喧嘩別れしてただろうな 黒澤のカラー映画は壊滅的だけど、
それでも高倉健の鉄修理は見たかったなw
勝新の影武者より見たかったかも知れない 高倉はちょうど「居酒屋兆治」と重なって、出演を辞退したらしいが
「用心棒」によって東映時代劇が衰退し、「虎虎虎」で黒澤が東映スタッフと
険悪になったこと等も出演辞退に影響を与えたのかな そんな事より、おい、
最初の「姿三四郎」の下駄を使って時間の変移を表してるのは旨いな。
「全集 黒澤明」でその脚本見れるが、天才だね。 カーク・ダグラス
「三船敏郎に会いたい!」と、「赤ひげ」撮影中のロケ現場に直行し、
黒澤明と三船とスリーショットも実現
しかし影武者のパルムドール受賞に反対したのも、
カンヌ映画祭の審査委員長だった彼でした パラサイト見た
思いっきり天国と地獄だった
黒澤は未だに影響を与え続けてるんだな 七人の侍
先日録画したやつで初見
初見の感想を書かせてもらう
黒澤作品は用心棒と羅生門しか観てない
七人の侍が伝説の名画だから覚悟して観た
しかし良くなかった
まず合戦まで長くて垂れる
野武士が来るまでの準備期間、もう百姓側が余裕で楽しそうで危機感がない
守ってほしくて侍を雇ってんじゃないみたい
三船敏郎がオーバー演技でウザい セリフも叫びが多くて聞き取りづらい
その三船敏郎が部落から鎧やら武器などを見つけてきて、
この部落が野武士らを殺害してる事も判明する
三船も「百姓こそ信じられん奴らなんだ」的な事を言う
そんな一癖ある部落を守る大儀が七人の侍らにはない
なのに楽しそうに作戦を続ける
で、やっと野武士が来るが、すぐに三船敏郎を見つけたり矢を見たりして、
この部落は怪しいと野武士らが気づいてしまう
なんにも知らない野武士らにトラップで苦しめる楽しさがもう皆無になる
この部落は怪しいと気づいたのに野武士らは攻めをやめない
しかもわざわざトラップに飛び込んでくるだけ
百姓は数が多くて、馬に乗ってる武士らをいじめて頃してるだけにしか見えない
守られてる百姓というより、強い集団なだけ
あんな数では馬に乗ってる方が不利
その馬乗りの野武士らが不利 有利な百姓らの殺戮シーンが続くだけ
結果的に何人かやられ三船もやられ感傷的にはなるが、
まぁ作戦通りに数で野武士をやっつけただけ
百姓ら部落がいじめられ虐げられ苦しめられ潰される危機で七人の侍を雇い、苦しい闘いをしてなんとか勝つっていうスッキリ話とは真逆
つまりつまらない話 常に野武士を殺戮してた百姓の味方してそして当たり前に勝って何が楽しい話なの?
ステイタスがまるでない
雨の合戦シーンとか迫力ある馬のシーンとかは映像として凄いんだろう
ただ脚本が悪い >>498
今では見られなくなってしまったけど、そこら辺の「ダれる」問題を解決してる
海外用に黒澤明自身がカットした短縮版があるらしいよ。
昔の「映画宝庫」という雑誌で、TVでそれを初見して絶賛してたCMディレクターも、
あとで全長版見たら「長くてダれる」と書いていた。
人には生来のリズムがあり、短縮版向きの人と、全長版OKと、両方のタイプが
あることを、それで知った。 >>499
そうなんだ
そのカット版の方がいい気がする
基本的に前半はギャグが多い
現代の感性で見ると古いギャグばかりでそれが長く続きげんなりする あれを単なる勧善懲悪だと勘違いして二元論化してるお前の頭の悪さの方が酷いよ 確かに勧善懲悪なスッキリを求めたのかもしれない
それは裏切られた
それにしても何故野武士は形勢不利になっても最後まであの部落を討とうとするんだろう
しかも細い一本道を馬で突っ切るなんざ数で不利なのわかるだろうに
なんか戦闘モノとして脚本が良くないんだよね
なんの戦略もない野武士と数で挑んでるだけの百姓側の闘い見せられてるみたいで
そりゃそうなるわの連続
待ち伏せして馬の野武士を討つってだけ
トラップそれだけかいって
で、やっぱり不利な野武士がやられるんかいって
この脚本を良しとして伝説化させてたの? ツッコミどころが多過ぎて
どうやったらそんな捉え方ができるのか困惑する
一から説明するのも野暮ったいくらい
とりあえずツイッターに晒してみんなでバカにしてくるわ 脚本が良くない ってだけ言い切る酷評もどうかと思うので、
自分だったらこんなのを期待 ってのを書く
これが正解ではないが、自分ではこんな方が良かった
まず設定的に、これは勧善懲悪の方がいい
弱い百姓 虐げる野武士
その百姓の味方をする雇われた七人の侍
百姓が多すぎる 強すぎる
これを徹底的に弱くする 数も少ない
野武士の方が多く武器も人数でも勝ち目がない
そんな絶対負けるようなところに七人の侍が助太刀をする
野武士らは怪しさに気づかない 不意のトラップに馬を落とされたりする
侍側では戦略で意見が分れ、トラップ的に討つのか、
堂々と斬る闘いで討つのかで分かれる
主人公の三船はトラップを主張するが、多くは侍魂が抜けてなく、
負け戦のカッコいい方を選ぶ
合戦は熾烈を極め、堂々とやる侍らも奮闘するが、いよいよリーダーも斬られる
トラップ側はやり込め百姓らとなんとか倒れた野武士らを斬るが、
最後のトラップに不備があり、武将は生きて向かってくる
トラップ作戦ばかりしてた三船がそこで刀を本気で持つ
結局はサシの刀の勝負になり、三船は武将を斬る
かっこよすぎなエンタテインメントにはなるがこんなのを俺は途中から期待してしまった 実況を読んだけど、
脚本を酷評してるのはいないね
絶賛ばかり
名作として洗脳されてるからかな
フラットに観てこの脚本がいいとはちっとも思えない
少なくとも三時間半の超大作にするストーリーではない
劇的展開が薄い
設定が百姓を守る侍七人というせっかの面白さなのに、
それが脚本で生かされてない
そこは普通に勧善懲悪でいいのにってとこがグズグズになってたり
ノンフィクションでもあるまいし、脚本を劇的にするべき 百姓部落に雇われ、野武士から百姓らを守る七人の侍 って設定はとんでもなく面白い
これを考えついたのは勝利
それまでの時代劇にそんなのはなかったんだろう
何がいいかって、この設定自体がとんでもなくエンタテインメントなんだよ
七人の侍だよ?七人
もう完全に劇的なわけだよ 設定が
さあどうドラマチックに見せるかってとこだ
設定がエンタテインメントだから、でも脚本がリアル路線でいいなんてのはダメだよ?
それじゃ合わなくなる もう脚本自体をダイナミズムで期待していい映画なのこれは
それがなんだよこれ
お前らは、こんな素晴らしい設定で、
それでこの脚本で完璧だと思ってるの?
ほんとに思ってるの?
お前ら映画わかってる?
映画の何を見てきたの?
黒澤ってこの脚本に大変満足いってるの?
俺の中ではかなりのがっかり度なんだけど
用心棒 椿三十郎とかエンタテインメントだったじゃん 脚本もエンディングの終わらせ方も
見終わって痺れる!!!ってなもんで
七人の侍はその逆
さらに設定がエンタテインメントなのに、脚本がつまらん
展開に驚きがない ドキドキもない
あ〜そうなるだろそりゃの連続
あ〜そりゃ百姓の方が強いだろ あ〜ほらやっぱり
なんで野武士を殺戮してばかりいた百姓らの味方に? そこはグダグダ
大儀がないからそこのリアリティ路線も違う
つまり脚本のブラッシュアップがなされてない
いらないとこは削り、欲しいとこは足す
映画としてもっとドラマチックな展開にさせる 驚かせる
意外意外とずっと引き込ませる
その努力がない
時間なかったの?
橋本とかは口出せないの? >>507
用心棒と椿三十郎は、三十郎シリーズで
いわば強くて魅力的なキャラが売りなの
007なんかと一緒
七人の侍はそんなスーパーマンは出てこないで、
人間の弱さ=リアリティを強調したものになってる
だから、用心棒や椿三十郎と、七人の侍を比較にしちゃいけないよ
七人の侍を強くて魅力的なキャラで作ったら、
特攻野郎Aチームになっちゃう >>508
初めて理解出来る反論を頂いた
そうか、江戸時代のスターダムと戦国時代の無法者とは違うのか
俺はタイトルが七人の侍だし伝説の名作だし、劇的に大変面白いエンタテインメントと誤解してた
それが見たらなんだこの脚本はと
タイトルこそ設定こそ飛び付きはいいしギャグもあるが、これは基本的にはリアル路線なのね
戦国時代だから
だからあえて劇的な展開などを抑えてるのか
確かに侍といってもみんな浪人みたいなものだし、ヒーローにはなりえない
俺は名作映画としてのヒーロー像を探してた
三船は百姓だしケツ出して不様に死ぬし
俺が期待するような用心棒的なヒーローではないんだな
そう思うと「俺たちは負けたんだ 勝ったのは百姓だ」的なラストのセリフもわかりやすい
謂わば侍の血が抜けなくて命がけの暇つぶしして生き残っても結局は負け
ちゃんと生活のために畑を耕してるあいつらの方がもう時代的に勝ちなんだと https://i.imgur.com/qzJdg5I.gif
インディ・ジョーンズでよく知られたこのシーン
黒澤「用心棒」へのアンチテーゼだと思ってた
剣の達人なんて、早々に撃ち殺してしまえと言わんばかりでしょ?
でも実際は乱闘が予定されてたが、ハリソン・フォードの体調不良により
彼の提案で短めに作られたシーンらしい >>505
村民に絡む野武士を成敗する話として塚本信也監督の「斬!」があるけど
あれはもっと合わなさそうだね…
殺陣シーンなんて一瞬で終わっちゃうし
テーマは「人を殺すこととはどういうことか」みたくけっこう重いけど
でもお勧めしちゃう ttps://www.youtube.com/watch?v=7r6NjKQ2-ng
上の動画で時代劇研究家の春日太一が七人の侍について解説してるけど
この映画が世界中の映画人に影響を与えて今なお絶賛されている理由がよくわかるはず >>497
監督は影響受けてるといってたけどそうかなぁ?
むしろどん底のほうが近いような DVDでデルスウザーラ見たけどめちゃめちゃ面白かった
映画館で見てみたかったな >>515
吹替えじゃないけど、モスフィルムのDVDの5.1chは凄いよ
日本語字幕出せるし一度見てみて >>518
>日本語字幕出せるし
字幕は映画館で一度見てるからね
TVでやってる外国映画みたいに、日本の声優陣で楽しみたいのさ 黒澤さんデルスの音は完璧と言ってたのに、東宝のDVDはモノラル音声なのが残念 >>461
全員が同じ建物内から電話しているのか?
全員が一斉に電話しているのか?
それぞれ散らばって別の建物に飛び込んだのじゃないか?
あるいは電話が済んだ順に交代したのじゃないか?
全員が一斉に電話しているようにも感じられるが、一人ずつしか写っていないシーンじゃないのか? 影武者とか乱とかの仲代のやり過ぎなほどの色白メイクってなんなの? あ、動画はメイクとは全然関係のない「男は黙ってサッポロビール」ね
やはり三船は彫りが深くて男前だね 「九州福岡の出身で、いま話題の東宝スリービューティズの一人
上原美佐さんは、待望の黒沢明監督作品『隠し砦の三悪人』で
デヴューすることになりました。彼女の明日を期待しましょう。」
カワイイ…。
https://imgur.com/Yq9hHpF >>525
それでいて静の場面もなにげに凄いのが黒澤 初期のDVD-BOX出して来たのだが、「續姿三四郎」と「どん底」は
デジタル変換しただけでリマスター修復してないんだな。 >>526
上原美佐は自分の才能に自信が持てなくて
女優を辞めたらしいが、この写真を見ていると
美人だが芸能人のオーラはなく一般女性という感じ
雪姫のオーデションで2000人が落とされたのに、
上原さんはどこが黒澤には良かったのだろう >>531
キリッとした中に憂いのある顔だから。たぶん。 ジョン=三船敏郎
ポール=志村喬
ジョージ=千石規子
リンゴ=千秋実
ジョージは土屋嘉男、藤原釜足と悩んだ。 黒澤監督はサムライものだけじゃなく生きものの記録や悪い奴ほどよく眠る等の社会派ドラマも
面白いところがすごい。 >>536
今ニッポン放送でもミチコばーさんが野上照代の真似で黒澤組の撮影現場における
カップヌードルの愛を語ってたw >>535
落語、能、歌舞伎、探偵小説、シェークスピア、民話、シュールリアリズム、社会派サスペンス、西洋、東洋絵画・・・などなどバックグラウンドが幅広すぎるね
ベルイマンやタルコフスキーみたいなアート系からもペキンパーみたいなアクション系からも尊敬されているのもうなづける ビートルズが、パンク、HM、フォーク、テクノ、歌謡曲、ポップス、プログレ、フュージョン、現代音楽などさまざまなジャンルのミュージシャンから尊敬されているのに通じるわ
アルディメオラやパット・メセニー、ジャコ・パストリアスから、メタリカ、キャロル・キング、南こうせつ
それぞれ接点なさそうなのに同様に尊敬されているのに似ている 尊敬されてるのは赤ひげまで
十本譲って乱までだな
夢で完全に呆れられ、以後はハリウッド映画人からも見放される 黒澤は画家志望で、白黒デッサンを描けば相当なものだったが
カラーを描けば三流画家だった
映画にそれが出た 初心者でYouTubeで七人の侍って映画が随分再生数高かったからちょっと見てみたが
速攻AmazonでDVDポチった。楽しみ あんまり期待しないほうがいいよ。
みんなが面白い面白いとしきりにはやしたてているだけだから
と言っておくと面白さが4倍くらいになるだろう >>543
意見サンクス
ただ今日届いて見てたら不具合で途中から再生出来なくなって返品の憂い目にあっている
代替品が来るまでにますます期待しちゃうよ… 乱 黒澤明 [無断転載禁止]©2ch.net
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/rmovie/1489629491/
結局上のクソスレを奴隷のキチガイ70歳オカマ痴呆症じーさんを操って
埋めさせた俺のスーパーエクセレントパーフェクト勝利だったなwww 昔「影武者」見たときに、田口が信長に黒熊(馬)を戦場に連れて行かないのが
気になったっていうシーンがったような気がしたけど、
日本映画専門チャンネルで見たら、そんなシーンはなかった。
記憶違いかな? 黒澤は勝新より兄の若山富三郎に興味があったんじゃないかな
勝新は酒ばかり飲んで腫れぼったい顔をしてたし全盛期を過ぎていた
若山とのダブルオファーだからこそ黒澤も乗り気だった
若山に断られて勝新だけになって黒澤はどうでもよくなった 黒澤明:ジョンレノン
小津安二郎:ポールマッカートニー
溝口健二:ジョージハリソン
成瀬巳喜男:リンゴスター >>551
ジョン・レノンは山中貞雄だと思うな。
黒澤明はポール・マッカートニーの方。 七人の侍が世界一の映画だとは思っていたが、
黒澤明は世界一の監督だと最近気付いた。 >>552
ジョン山中かw 渋いな。
本人の性格とか功績を考えると、
ジョン・レノン:溝口健二
ポール・マッカートニー:市川崑
ジョージ・ハリスン:成瀬巳喜男
リンゴ・スター:?
スチュワート・サトクリフ:山中貞雄
みたいな印象。黒澤明はミック・ジャガーあたり ウイザードリィの敵キャラには、
戦国武将の姿をしたMIFUNEというのがいる
アメリカのユーザーには、
ミフューンと読まれているらしい 007のリチャード・キール出演は、
用心棒の羅生門綱五郎へのオマージュだろう 「モリカケサクラは売国者・志位和夫の陰謀だろう」と同じレベルの憶測w オリンピック会場で黒澤の念力が解き放たれてしまう話なんだ 影武者のエピソード
http://www5e.biglobe.ne.jp/~ShuichiN/ESSAY04-a09.html
「どうしてもこの場所で馬を暴れさせてから(略)
仕方なく彼は今までに一度も
�裴ユ銜タイロクハミという鋭い
轡クツワをつけた経験のない馬に
その衡をつけて、
いきなり拍車で思いっきり馬の腹を蹴り上げると同時に片方の手綱だけを強く引いて馬体をひねりあげたところ、
旨い具合に馬が「いやいや」をしながら横倒しになったので監督が非常に喜んだという話を聞いた」
こんなこといまではまあ許されないよな
たぶんこの馬は廃用になっただろうね 黒澤には動物愛護の精神が欠如してる
デルスウザーラではソ連兵が銃を構える中で野生トラの撮影を行った
もしもの時はトラが撃ち殺される運命だった
乱の時は撮影に使ったイノシシを猟師が撃ち殺してる
まぁイノシシは害獣扱いだから駆除される運命だったのだろうか
影武者では麻酔薬のせいで馬が数頭、亡くなっている
動物愛護の考えが強い西洋社会に知られたら、
黒澤の評価も下がるかも知れない >>562
1980年なら馬に残酷な仕打ちをしなくても(馬の繊細な口を大勒を思い切り引くのは八つ裂きに等しいし敏感な横腹を拍車でおもいきり蹴り飛ばせば血もでる)スタントホースを用意はできたはずなんだけどね
馬を貸す方も貸す方だわな現代の価値観なら。
貸した馬が死んで帰ってきたときなんとも思わなかったのかね >>549
若山富三郎さんの身体能力の高さは
凄い。
https://www.youtube.com/watch?v=YLMEETWSgqQ
個人的には妖しい妖気が漂う
萬屋錦之介も好きでっせ。 若山版の子連れ狼にはあまり興味がないが、
東三千を裸にしたのは大きいな 明には映像の色彩センスが欠けていたようだ
極彩色のセット感丸出しの画面には失望したよ。
やはり宮川一夫撮影監督の水墨画のような映像センスのおかげだった
というのがよく分かる。 ヒットメーカーだってだけで、有名な活動屋なのであって芸術家じゃないわな
溝口や小津とは格が違う >>568
黒澤が感じてる色彩美と
撮影(斉藤孝雄)がカメラで撮れる色彩美には
大きな隔たりがあるのではないかな
監督・照明・撮影のコラボが上手くいけば、
「夢」の、狐の嫁入りのような美しいシーンが撮れることもあるけど 先日始めて七人の侍を観た
220分と書いてあってうへぇって思ったが、あっという間だった
観はじめたら止まらなくて、最初から最後まで面白かった はじめてみたとき侍集めのシーンで鳥肌がたってゾクゾクしてきたっけかな
うわぁこれ普通じゃないと 落語のりだったり講談みたいだったりギリシャ悲劇みたいだったりとにかく密度が濃いよね
未見なら用心棒とかもすごいよ
>>573 「腹減った侍探すだよ」からの場面転換鳥肌ものでした
>>575
ありがとう
これから用心棒や椿三十郎など観てみます
本当に楽しみ >>510
通りすがりが今さらながら書くけども、これはあれだよ
直接的には『用心棒』じゃなくてジョン・ミリアス監督の
『風とライオン』をおちょくってるの
今さらながら書くのも気が引けるけども
ジョン・ミリアスはスピルバーグの映画仲間にして
スピルバーグと同じく黒澤明の崇拝者
クロサワチルドレンの一人だよ
(もっとも彼に面会した黒澤は「あいつはダメだ」と
一刀両断したそうだけど)
このシーンの劇伴は『風とライオン』のテーマ曲にソックリ、
この黒づくめの剣使いも(ショーン・コネリー演ずる)『風とライオン』の
主人公にソックリ
だから観ればすぐ判るよ
ちなみに『風とライオン』は『隠し砦の三悪人』やら『7人の侍』を
引用したアクションシーンがあることでよく知られてる
映画の出来はともかく、一見の価値はあるよ 「ミリアスはだめだね。」
「ミリアスだって今ここだから言うけれどもね。人はいいよ。だけれどもなんかこの前会ったときなんか、
どうしたのか、おれは山本五十六の生まれ変わりだなんて言ったり、本(脚本)を見たら目茶苦茶なんだよね。」
「黒澤明語る」(聞き手=原田真人・福武書店) インディジョーンズの冒頭は、用心棒を
意識していると言われているね いまさらいうのもなんだが
七人の侍は映画館のスクリーンで観ないと意味ないよ 七人の侍を劇場でも見たが、あの頃の映画は画面が小さいと思う
テレビに近づいて見るだけでもあまり遜色ない 藤原釜足が、黒澤の推薦で出演した「Mickey One」1965年
https://www.youtube.com/watch?v=xF9AoQQ4dP4
結構、熱演してる ジョン・ミリアスが黒澤のように撮ろうとしたのが分かる映画だ。
ショーン・コネリーに三船の役をやらせたらどんなに素晴らしいかと思ってできたオマージュである。
馬で相手をなぎ倒すシーンはもちろん、『隠し砦の三悪人』だ。
そうすると、キャンディス・バーゲンは雪姫、二人の兄弟は千秋実と藤原釜足ということになる。
ローズベルトは藤田進ということになるだろう。
ルーカスの『スターウォーズ』シリーズよりも先に『隠し砦』を再現したことになる。
ジョン・ヒューストン監督もうれしそうに出演していた。
めでたし、めでたし。 あなたの最高傑作は?と聞かれると 、黒澤は常に次回作。と答えてた。
しかし、乱の時は、乱が最高傑作だ。と答えた。
乱以降の作品、夢、八月のラプソディーは、画家を目指してた頃の原点に戻って作ったのではないだろうか。映画を撮るというよりは、キャンバスに絵を描くような気持ちで。
まあだだよのせんせいは自分自身を画いたのだろう。
つまり、乱は映画監督黒澤明の集大成であり、
八月の狂詩曲と夢は、画家黒澤明としての作品
まあだだよはあのせんせいは黒澤自身 エンリオ・モリコーネ氏が亡くなったようですね
「荒野の用心棒」の音楽を担当 ショーン・コネリーほどふんどしが似合う洋画俳優はいないからな モリコーネに音楽担当して貰えたら、黒澤晩年のクソ作品でも世界的名画扱いして貰えたかもな 確かに小津さんのあのスタイルは、西欧の人にはちょっと真似できないな
「日本の巨匠」で間違いないよ 僕もそれは認めるな
でもね、いいかい
僕は「せ・か・い・の クロサワ」なんだ
「せ・か・い・の」だよ
そこを勘違いしてもらっちゃあ、困るんだなw キューブリックこそ黒澤信者だと思うけどな。
シャイニングなんて、「蜘蛛巣城」オマージュだよ。
魑魅魍魎に何度もそそのかされる所といい、ニコルソンが、妻役S.デュバルの
いる部屋のドアに斧を叩きこむ度、デュバルが「ギャー」と絶叫する場面は、
三船に矢が飛んで来るのを横から捉えた場面に似てるし。
「夢」では、黒澤ファン(「生きる」を「タクシードライバー」に勘案)が確定している
スコセッシを、ゴッホ役で役者起用したら、間をおかずに、キューブリックは
「アイズ・ワイド・シャット」で監督本業のシドニー・ポラックを
トム・クルーズの友人役に起用したり。結構、影響を受けてる。
>やはり宮川一夫撮影監督の水墨画のような映像センスのおかげだった
というのがよく分かる。
「影武者」も途中まで、宮川が担当してるよ。Wikiによれば、
「1979年6月26日、姫路城内で撮影が開始したが、その翌月には撮影担当の
宮川一夫が病気で降板した」とあるが、間違い。79年12月までは現場にいたよ。
儂も撮影に参加したんで本人見てるし。最初黒澤と勘違いしたが、あまりにニコニコしてるし、
小柄だし違うかなと思ったら、後からジーパン姿の大男の黒澤本人が登場。
黒澤が現場でも色々アイデアを出してるのを目の当たりにした。 僕のこと完全主義者とか言う人がいるけれど
ヴィスコンティやキューブリックみたいな人に比べれば
僕なんて不完全主義者もいいところですよ
黒澤はかつて、あるインタビューでこの様に語った
この率直かつ謙虚な姿勢 巨人は巨人を知るのである ・・・それに比べてねらーときたら
愚者は愚者を知るのオンパレード^^
あー情けない あーみっともない
もうグシャグシャだよ アヒャヒャヒャヒャ ゴーストオブツシマやったか?
黒澤愛が溢れてて笑うぞ 隔靴掻痒と言うか何とももどかしい感じ
のインタビュー
リチークラスじゃないと外国人のインタビューは無理なのかな
やっぱ大島渚のインタビューが一番面白かったな
https://youtu.be/7UCG_pwOCHk あの大島渚も黒澤の前ではえらく緊張してたな
まあ映画界の大先輩だし当然か >>590
黒澤は世界の巨匠だからな
小津なんかとは格が違うのよ かつては「日本の巨匠」だった小津も日本ではすっかり忘れ去られて
今では松竹の後輩である山田洋次にその座を完全に奪われてしまったな 今はエヴァとシンゴジラの庵野秀明が世界的監督で、小津も黒澤も
年寄りしか知らない お前の中じゃ黒澤より溝口より小津よりベルイマンよりフェリーニよりヴィスコンティより
庵野が上なんだもんなぁ〜w >>605
性格的に両方とも激怒するタイプだから、
喧嘩にならないように大島が気をつけただけ
普段から顔を合わせていると、そのうち喧嘩になる
二人の相性はいいわけではない >>609
お前の教祖は全員死人ばかりじゃねーかw 八月の狂詩曲をBSで30年ぶりくらいに見たけど、改めて見るといい映画だな。
ストーリーがちょっと古くさくて、お説教くさいだけで、それを除けば文句つけようがない完璧な映画だ。
小泉堯史は、この映画を忠実に受け継いで行ったんだなと感じる。空間が横幅に広く感じるカットなんて師弟二人だけのものだ。
公開したときに全然評価しなかったのが悔やまれる。無視した評論家連中は馬鹿ばっかだな。 劇場でみて涙ちょちょぎれました
大好きな作品だ
しかし「それが大人のリアリズムなのさ」みたいなセリフ、今は慣れたけど当初は違和感あったなあ >>615はリアルでみんなから遠巻きに指さされてるが、本人全く気づいていないタイプ 「一番美しく」が好きだな。「白痴」の完全版が見たかった。 一刀のもと斬り伏せられた卯之助の断末魔、
まさに息も絶え絶え、「お題目なんか俺には要らねえ」ちう時の仲代達矢の顔の美しさと言ったら 関係ない映画までラインナップに加えた黒澤明DVDコレクションいよいよ完結か、
いくつか買ったけど欲しいのは絶版までに買っとかねばならんな、
結局「明日を創る人々」は無理だったかそこは残念。 白黒…名作揃い
カラー…駄作ばかり
結論:カラーの撮れない監督なんだ
(悪意で言ってるのではなく、そう割り切らないとやってられない) 汚いモノを撮っても綺麗に写るから
力んで綺麗なモノに固執する必要はないよって思う ずっとモノクロで撮ってたのもあって、
天国と地獄の煙ってのもあったけど、どですかでんからカラーで撮れるようになって
それまで使えなかった”色”というのを使える喜びが爆発した感じだな
異常に色遣いを強調するあまり、きつい赤とか
画家の感性をもろに出してた 映画作家は進化するし深化するし年齢とともに作風も変わるが
多くの観客は自分の鑑賞眼を磨く努力もせず、低い地点にとどまりながら
身の程知らずに作品を批判する
快楽亭ブラックがその好例だなww
選ぶ題材が変わったので気付きにくいが
黒澤の造形力や演出のパワーは「まあだだよ」に至るまで健在だった。
フェリーニの遺作「ボイス・オブ・ムーン」は見ていて悲しくなるほど演出力が萎えた痛々しい映画だったが
後期フェリーニで唯一ヒットしたのがあの映画だったとか
ロベルト・ベニーニのおかげで 黒澤は東京藝大を受験して落とされた、所詮は三流絵描きだぞ? https://twitter.com/shin_bungeiza/status/1335164641723383809
新文芸坐@shin_bungeiza
元旦1/1より「黒澤明生誕111年 三船敏郎生誕101年 黒澤明&三船敏郎」映画祭を開催。『七人の侍』など12本を上映。
【上映形態】1本立て・全席指定・完全入替制
【入場料金】一般1600円、会員1200円
※前売券は12/21、10時よりオンライン、劇場窓口で販売。詳細は追って発表します。
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 10 great Japanese winter films
https://www.bfi.org.uk/lists/10-great-japanese-winter-films
銀嶺の果て (1947)
白痴 (1951)
楢山節考 (1958)
怪談 (1964)
侍 (1965)
樹氷のよろめき (1968)
御用金 (1969)
札幌オリンピック (1972)
修羅雪姫 (1973)
子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎 (1974) 六本木のキャンティーはユーミンや三島だけじゃなくて黒澤も通ってたんだな 黒澤明監督作品を全く観た事がありません。
たくさんありそうなので、
とりあえず三作品ほど観ようと思っているのですが、
お勧めの作品を教えていただけないでしょうか?
「七人の侍」は観ようと思っています。 >>632-633
「生きる」は他の2作品とはテイストが違いすぎる
もうちょっと後でいいと思うぞ
「七人の侍」「隠し砦の三悪人」「椿三十郎」
そのあと
「用心棒」「天国と地獄」「野良犬」 カンヌ映画祭だったかな
クリント・イーストウッドが黒澤に近づいて、
「あなたがいなければ、今の私はなかった」と言って頬にキスをした
あれは単に、「荒野の用心棒」でのお礼だけじゃないと思う
おそらく、ダーティハリーも、三十郎のスーパーマンキャラを
参考にして作ったのではないかな パラサイト も天国と地獄に大きく影響を受けたらしい 黒澤も小津も溝口も完全に過去の人になってるな
40代でも見たことない人のが多いだろ
七人の侍くらいはゴールデンでやってほしいが需要ないと思われてんのか >>642
NHK-BSなら黒澤映画の人気作、たまにやってるけどな
「七人の侍」「天国と地獄」「赤ひげ」「蜘蛛巣城」「羅生門」…
ハリウッド映画を見慣れた世代にとってはまず白黒ってのがハードルになるらしい
でも職場の若いの何人かに「七人の侍」のディスク貸したらほとんどのやつが
「もの凄く面白かったです!」と概ね好評 確かに鬼滅とか見て喜んでるバカはいっぱい居るけど、中には真っ当な映画も判る若い奴も居る
SNSとかで若い奴が「七人の侍スゴい」とか書いてるのを見るニヤニヤしてしまうわ 黒澤は他の邦画と違い王道娯楽だしな
BSで七人の侍やってたけど聞き取れなくて見るの辞めた人なら何人か知ってる
まずは字幕つける事から 赤い死の舞踏会-付・覚書(マルジナリア) (中公文庫 ホ 3-4) (日本語) 文庫 – 2021/4/21
エドガー・アラン・ポー (著), 吉田 健一 (翻訳)
赤い死」が蔓延するなか、千人の友達と僧院に避難したプロスペロ公は壮麗な仮装舞踏会を催した。
そこへ現れたひとりの仮装した人物が、人々の間に狼狽と恐怖と嫌悪を呼び起こす
――死に至る疫病に怯えおののく人々を描いた表題作のほか
吉田健一の名訳で鮮やかに甦るポーの作品集 デルスウザーラの撮影日記という副題の「黒澤明、樹海の迷宮」が面白い
「赤ひげ」までは、一旦クランクインすれば映画会社は完成しないと金の丸損と見切って、予算はオーバーするは完成は間に合わないは、やりたい放題
おまけに、何百人ものスタッフや役者を待たせながら、二日酔いで現場に出てこない
これじゃ、呆れて制作者は手を出さないよな
まあ、豪放に見えて、黒澤が繊細でいつもビクビクしていた裏返しなのかもしれんが 1974年12月19日:黒澤は昨晩コニャックを1本飲み干したらしく、昼になっても酔っている。野上は「黒澤は今日も大事をとって休むことにした」と報告にいく。
黒澤が中井に怒りを向ける。中井は「酔っているからって、何を言ってもいいってわけじゃないぞ! 殴ってやる! お前と勝負してやる!」と立ち上がったので、松江たちが、松の廊下のように中井を背中から羽交い絞めにして部屋から連れ出した。野上が間に入り、「中井さんも一所懸命やっているんだから」と黒澤をなだめようとすると、「おいノン、一所懸命ったって精神が違うんだよ。精神が!」と怒鳴り、ドアを叩きつけて締めた。
1975年1月14日:黒澤は酔っぱらっていて目の焦点が定まらない。「今まで撮りたいと思った画は、ひとつも撮れていない!」とコンテを破り捨て、野上が持って来たお粥の器を乱暴に野上に投げつけた。野上は「黒澤さん、やめてください! 私に何をしろっていうんです! もういやです!」と怒鳴ってドアを叩きつけ、部屋を飛び出した。
1975年4月17日:野上が朝食を届けに行くと、黒澤は頭が痛いので今日は休ませてくれと言う。昨晩の飲み過ぎが原因。 まあだだよは香川京子きれいだったけどな
これがもし三船敏郎・千石規子のカップリングだったら
二人並んだだけで涙だだ洩れだったな 「センチメンタルな弱虫だから、強そうな顔をして意地を張っているだけだ。
弱みを見せたり、人に負けるのが嫌だから、無茶なほど頑張るだけだ」・・・
父のような人間が実は泣き虫なのを似た者父娘の私はよく分かる。
黒澤和子 自殺未遂報道を受けて
本多猪四郎「弱虫なんだよ…」 影武者って音楽ひどいね
映像と音楽がまるで合ってない
池辺晉一郎はまるでダメだな あと映像と音声もよくない
カラーフィルム映像って、小津の「浮草」とか川島雄三の「しとやかな獣」とか見ると
すごく魅力的なんだけど、60年代ぐらいが最上で80年代のフィルムの質感って逆に悪くなってる気がする
フィルムのことはわからんけど、何かフィルムの原料とか撮影機材の質とかあるんだろうな 影武者はワーテルローから幾つかの場面をパクってるな >>655-656
何の具体性も無いカスみたいなレスだなww 確かに「影武者」の彩度は暗めな色調だったね。
俺は好きな方だけど、あれが駄目な人がいるというのもわかる。 「七人の侍」を至高だと思ってるオレは「影武者」はちょっと…
「乱」は文句なしの名作だと思うけど「影武者」は映像や演出にヒーロー戦隊モノっぽい安っぽさを感じる 影武者のあの音声の悪さもなんなんだろう
微妙にエコーがかかったような変な響きが入っていてとても音声が聞き取りづらい
迫力がなく繊細さもない
この頃で黒澤70歳だから目も耳も悪く耄碌していたんだろう 子役の棒読みもひどい
油井昌由樹の息子かなんからしいけど いまラジオ深夜便で黒澤映画音楽特集を放送中
音声だけ聞いてもいろいろなシーンを思いだす
とくに七人の侍、赤ひげなどはとびぬけていい 椿三十カだったと思うが「役者に本身の刀を持たせていた」と聞いて、てっきり本物の刀=真剣を持たせていたと思っていたけど、ドラマの監督経験のある本職の人に聞いたら、本身と言っても「刃が付いていないジュラルミン製の模造刀を、現場では本身と呼称している」のだそうで、竹光では無い金属製の刀であっても真剣じゃないんだね
確かに銃刀法とか有るし、リアリティの追及と言っても本物の日本刀なんて素人に持たせられないよねw いやあ、只の本職って書くと何の職種だよ?ってなるし、テレビドラマの監督をやってたとは聞いてるけど、SNS上の付き合いだからあんまり深く知らないからね 「小津の浮草とか川島雄三のしとやかな獣」と書いて、あとで「どっちも大映作品だな」と思って
大映作品をいくつか見てみると、どれもカラー映像が非常に美しいな
そんなに古い邦画を詳しく見比べてるわけじゃないけど、大映の使ったフィルムとか何かが
他より良かったのがあったのか
宮川一夫らのスタッフが良かったのか >>665
黒澤ファンには有名な話だが、加山雄三は刀で小枝を切りまくって遊んでいた
つまり、刃が付いていた
小道具係が「刃こぼれがする」と怒ったところ、黒澤が「こうやって覚えるんだよ」と
小道具係をきつく叱った
まぁ当然ながら、立ち回りの場面で刃が付いた刀を使うわけはないが
刀を抜く場面がほとんど無い若侍には本身の刀を持たせていたようだ >>669
うーん、何とも言えないな
俺が聞いた本職の人だって年齢的に椿三十カの現場は知る筈もないし、彼の話の多くは先輩スタッフからの伝聞だし
個人的な雑談の中の話だから詳しく書けないけど、野良犬を彷彿させる拳銃の話も聞いたよ
昔の現場はおおらかだったらしいことも確か
ただ一方で、多くの黒澤神話を鵜呑みにしない方が良い様にも思えるんだよね
宣伝込みで誇張された話かも知れないし
黒澤映画は好きだけど、真面目に研究したいから徒に盲信することは避けたいと思う >>669でマジレスしてしまったが、ここは兵庫のキチガイジジイが立てたスレだったな
勘違いしてた
あっちで孤独にレスし直しとくよww よくわからないが、昔から今も変わらない宗教パヨク(馬鹿左翼)のやる「俺が本物、お前は異端」の内ゲバは持ち込まないでくれ 知識が豊富なのは尊敬するけど、それを傘に着て見ず知らずの他人にマウント取ろうとするのは愚かだと思うな 黒澤明は今の時代にアニメ監督やってても天下取れるね。
脚本力、ビジュアル化の能力、演技へのビジョン、文学的素養総て兼ね備えてる。
何でアニメ監督を例に出したかって、今日本でちゃんと大作やろうとしたらアニメしか金が出ないからです。
有能な制作者もアニメCG畑に多いと思う。 >>594
キューブリックと黒澤明の世紀の天才二人の対談て見て見たかったな。 >>35
信玄が死んだ後の武田信虎を描いた映画見てきたが、随所に影武者の影響うけてた
https://nobutora.ayapro.ne.jp/ 何本も何本も見たわけではないが、やっぱり7人の侍が一番だな
表面的な侵略と防衛の部分がしっかり面白い裏で、「作品の中に一方的な弱者はいない。状況次第で誰もが弱者に回り、残酷な略奪を行う強者にもなる」というのと、
個々人においての強者である側の侍の死に方がどれも火縄である点から、腕で成り上がる侍の時代の黄昏=戦乱の世の終わりの背景を示唆していたり
そういう構成は、正直舌を巻いたわ プライベートライアンででヴィン兄貴が死んだとこは今思うと久蔵兄貴が死んだショット思い出すな 黒澤映画好きな世代が老いていくのと同時に、白黒映画は見ない若い世代の時代になっていくので、
今後は「尊敬は払われて名前は残ってるが見た事ない映画群」の領域に少しづつシフトしていくのは
避けられない宿命 対談したことのある大島渚とかたけしとか宮崎駿とかランキングに入れて来るとか、義理堅いな。 >>683
対談したからランキングに入れたんじゃなくて、面白かったから対談したんだろが あまり知られていないけど黒澤明だって、
非合法の政治活動を行って、警察に逮捕されたこともあるらしい。
共産党の下部組織「無産者新聞」で働いていた頃だ。
そういう下地があるからこそ、旧ソ連は黒澤を暖かく迎い入れて
「デルスウザーラ」を作らせてくれた……かどうかは謎だけどさ。 今「どん底」見終わったところだけど、ラストすげえな。あの終わり方シュールっていうか、バッサリ逝ってて最高にいい。 「砂の器」は映画化前に、黒澤明に脚本を読ませたら
大反対されて書き直されたらしい。
無視して、元の脚本のまま映画化したら大ヒット。
しかし、俺も若い頃にこの映画がいまいち分からなかった。
いい加減に観ていたのもあるけど、話に引き込まれなかった。 砂の器は最近見たけど、丹波哲郎の演技がすごいなと思ったよ。存在感があってしかも自然。 >>687
さすが黒沢明だな
ヒットしたらいいというものじゃない典型 >>690
時代まで読める人じゃないと評価は難しいだろうね。当時の観客は聖地巡礼で賑わうほどに受け入れてた。現代映画と並べて比べても何も意味がない。 >>692
名作に時代なんて関係ない
前半は旅番組
後半はチープなお涙頂戴のイメージ映像
こんな駄作は評価しようがない >>689
近年発掘された用心棒のカラー映像がなかなか良かったな。 ■ポール・マッカートニーが抱いていた「日本のイメージ」は
――来日する前にイメージしていた日本とはどういったものでしたか?
【ポール】古風なイメージかな。映画やキモノ、サムライ、『七人の侍』、
クロサワの映画。当時、イギリスで見た日本のイメージはそれくらいしか
なかった。古い文化を持つ国だと想像していたんだ。あ、今でもそうだよ! 黒澤は宮崎駿の映画がお気に入りで絶賛の手紙を書いたそうなのだが、その中で何度も挙げていたのは「火垂るの墓」w
ちゃんと「ルパン三世カリオストロの城」も誉めていたらしいけど 黒澤明は戦前、
非合法だった共産党の下部組織で働いていた。
旧ソ連が「デルスウザーラ」を好条件で撮らせてくれたのは、
たぶん偶然だろうけど、そこまで経歴をKGBが調べ上げていたら微笑ましい。 現在6作品視聴
あとは天国と地獄、赤ひげを見る予定 黒澤はやっぱり芸術性よりエンタメ映画だな
椿三十郎、天国と地獄、赤ひげには特に観客へのサービス精神を感じる
黒澤の映画がダメになったのは、観客のことをあまり考えなくなったからではないか 三船敏郎がいなければここまで評価されてないだろうとも思う 20世紀FOXが、虎虎虎の監督をクビにしたのが惜しまれる。
ルーカスが黒澤映画に影響を受けて作ったスターウォーズが超大ヒット。
ルーカスの働きかけで20世紀FOXが影武者へ出資して、
20世紀FOXと黒澤は和解状態にあると思うだけに。 虎虎虎のトラブルは間に立った日本人が悪い
FOXと黒澤、それぞれの意向が最初から違っていた
馘にしたかどうかの問題じゃないよ >>707
いや、青柳氏をどうこう言うのではなく
単純に虎虎虎という大作が、黒澤によって完成できていたらと
思うとね。
まあスターウォーズの大成功による結果論だけど、
「あの時、クロサワに自由に作らせていれば良かった」
と当時の20世紀FOX関係者が歯ぎしりしてくれれば御の字さ。
ザナックはともかく、エルモは2015年まで健在だったようなので
その辺の心境をインタビューしても良かったのではないかな。 >>704
黒澤以外の三船敏郎って案外ダイコンなんだよね。なぜなのかを考えられたら本質がわかってくるかもね。 生きるも三船敏郎が主役やれば面白かったのに
やる気のない三船敏郎 今までなんとなく手に取らなかった黒澤明を見てみようと羅生門を再生してみた
退屈だし無駄に長いシーンばかりだし、つまんなかった オレも「羅生門」の良さがわからん
「七人の侍」は大好きなんだが 羅生門が面白くないのは、芥川の藪の中という原作がしょうもないから 菊千代はコミカル過ぎるので漫画っぽくて、
多襄丸のほうが三船の良さがよく出ているとは思う。
娯楽作品というわけでもなく好き嫌いは分かれるが、
完成度は高い感じがするし音楽も良い。 観客を何とも救いようのない気持ちにさせる映画だからね。
最後にアレだけど。 >>702
これは宮崎駿にも言えるな
もののけ姫以降客のことを考えなくなった
才能が枯れてしまって考えられなくなったともいえるかもしれないが 古い作品でも
芸術性でいえば羅生門が高いがエンタメとしても成功している。
しかし、どん底は失敗作だな。
黒澤のカラー作品は駄作とよく批判されるが、
それ以上に好きになれない。 小津安二郎にこき下ろされても反論しなかったのはなぜだろうか?
恩義を感じていたから?
それとも晩年、小津の映画をよく見ていたというから、本当にリスペクトしていた? 今の人権意識の先鋭化の流れからすると、黒澤が撮影現場で見せた物凄いパワハラも、
将来ポリコレ界隈に漏れて、炎上するかも知れないな
黒澤に青年時代に被れた左翼思想の刻印が残っていたのは間違いない。
表では綺麗事のスローガンを掲げた正義の人が、後年裏の世界を暴かれて権威失墜した
スターリンのミニチュア版が黒澤、という見方も出来る >>720
10年以上前の資料を見ていて、こういうトークを発見
出典元は不明。
---------------------------------------
黒澤「あの台詞変ですよね。他人行儀って言葉があるでしょ。
他人だからこそ気を使って親切に振舞う。身内だからこそっけない。
それは、親に対する甘えもあるんですが。」
井上ひさし「そう。そうです。」
黒澤「小津さんもわかってますよ。でも映画だから、この台詞で感動
させてやろうと 欲が出たんでしょう。『東京物語』は評判の良い映画
なんですけど私はあまりいいとは思わない。
小津さんのそういう計算が鼻に付くところがあって。この映画の原君な
んて、正直いって・・・うーん・・・ 僕・・・気持ち悪いなあ(爆笑)」
井上「(爆笑)ええ、ええ。非常にわかりますよ。でも黒澤さん。本当
はあまり好きじゃないというよりは 大嫌いと言いたかったのでは?(笑)」
黒澤「(爆笑)」
井上「僕も小津さんの映画ははっきりいって、嫌いです。
原節子なんて黒澤さんの方がずっと魅力的ですから。」 ググったら、どうやら全集黒澤明(88年発行)6巻に
井上ひさしとの対談が収録されているようだ
娘の和子さんや山田洋次の目撃談で、晩年の黒澤明が「東京物語」のビデオを
食い入るように観ていたという話があるが、決して感動したわけではなく
この映画がなぜ高評価なのかを貪欲に分析していたのだろう >>721
>>722
対談相手の井上ひさしもまた左翼の暴力野郎で草 若者なんてのはいつの時代も考えが足りんから、その時代に流行ったものにかぶれるだけよ >>722, 723
ありがとうございます。
ただ、黒澤が生涯にわたって小津に感謝していた、という話もあるんですよね。
また、山田洋次監督に小津映画がいかに素晴らしいかを語っていたという話もありますね。 >>726
小津さんに感謝するとしたら、あの「120点」にしか心当たりがないです
東京物語がなぜ、世界でこれほど高く評価されているのか
黒澤さんは理解できなかったと思いますね
作風が違い過ぎます
アカデミー名誉賞を貰った時に、
「この賞に値するかどうか、少し心配です。
なぜなら私はまだ映画が良く分かっていないからです。
だからこれからも映画を作り続けます」
とスピーチしましたが、
この「映画が良く分かっていない」というのは、
多くの世界の映画人が「東京物語」を素晴らしく感じているのに
自分は理解できないでいる事への、黒澤さんの正直な気持ちかなと
私なりに推理したことがあります(笑) 宝田明さんが亡くなられた
87歳
テリー 本当に仲がいいんだなァ。でも、本を読んであらためて思った
んですが、宝田さん、ものすごく記憶力がいいですね。満州の頃の記憶
もそうですし、三船敏郎さんが宝田さんに黒澤監督のあれこれを愚痴っ
た話もおもしろかったですよ。
宝田 「蜘蛛巣城」の話ですね。鷲津武時演じる三船さんが無数の弓矢
に狙われる有名なシーン、普通ああいう時はピアノ線を使って矢を誘導
するものなんですよ。ところが、あのクソ馬鹿リアリズムの黒澤明とい
う人は、それを使わない。
テリー 本当に三船さんを狙って矢を射ったんですよね。怖い話だ。
宝田 ええ。射ったのは、いわゆる範士・錬士と呼ばれる弓道の名人た
ちなんですが、これがみんな腰の曲がった老人ばかりでね。しかも20メ
ートルぐらい離れたところから狙ってくるから、もう本気で逃げ回るん
です。三船さん、「黒澤の野郎、いまにバズーカ砲でぶっ殺してやる!」
って言っていました(笑)。 映画評論家の佐藤忠男さん死去 91歳 日本映画学校校長、日本映画大学学長など歴任
著作
黒澤明の世界 三一書房 1969 のち朝日文庫
黒澤明解題 岩波書店・同時代ライブラリー
1990 「黒澤明作品解題」岩波現代文庫
ほか多数 >>730
君の考える良し悪しなんて、私には判らないよ。
もし問題があるなら削除依頼を出せばいい。
運営がちゃんと機能していて、君の言い分にも筋が通っていたら
対応して貰えるかもね。 >>730
まぁ中には、「評論家の書いた本は読まずに
監督や脚本家など関係者の書いた本だけを
読んでいればいい」と考える人もいるけどね。
それならそう言えばいいわけでね。
自分の思い通りにならないからといって
「書くな」と命令するのは、どうかと思うよ。 >>727
作風が違うというのは確かにそうですが、黒澤監督もヒューマンドラマを手掛けていましたし、
晩年の作品だとどうでしょう?まあだだよ、とか。影響無いですか? デジタルリマスターで、名作がテレビドラマみたいになってしまう。
7人の侍、昔VHSテープのを見たよ。
画面真っ黒、よく見えないよ。
すげー迫力なんだよ。 リマスターでも、チャンと観れるほうが良いと思う。
有機el65インチので観たけど映画館の足元にも及ばないとしても、赤ひげの香川京子さんの狂女凄かった!
マニアの人達は認めんだろうけどuネクスト
劇場でやってないから仕方ない ウクライナの影響で
ビットリオ・デシーカ監督の「ひまわり」が日本でリバイバルブーム デシーカの作品は「自転車泥棒」と「ひまわり」くらいしか観た記憶が無い
だけどヘンリー・マンシーニが音楽を担当した「ひまわり」はカラーの名作だ
ソフィア・ローレンやマルチェロ・マストロヤンニの共演も嬉しい
黒澤にカラー作品で名作と言えるものは何だろう
三船もいないし、音楽はせいぜい武満徹どまりか
デルスウザーラならソ連の大スターが出て見栄えはいいが日本映画ではないのがな 結局黒沢のすごいところはこんなにも面白い作品を次々と作ったことだろう
面白くて何が悪い、映画なんて単に娯楽だろうよと思う
古今東西誰が見ても面白いと思う作品を作った黒澤は間違いなく偉大だ 藤子不二雄Aさん
僕の青春時代は黒澤監督の映画が最高でね、「用心棒」とか「七人の侍」とか
大好きでね、あれを作品化したいと思ってて、たまたまさいとうたかを氏や
石ノ森章太郎氏もみんな黒澤作品のファンでね、僕は黒澤監督の息子の久雄
氏と友達で、監督とゴルフやったりしてるんだけど、そしたらみんな「一回
会わせてくれ」って言ってね、藤本君も大ファンで、石ノ森章太郎氏とさい
とうたかを氏も連れてね、四人で成城学園の自宅に行って監督とお会いした
のよ。僕は何回か会ってるから平気だけど、他の三人にとっては小さい頃か
らの憧れの大監督だから緊張しちゃって口聞けなくてね。監督はお酒大好き
だから僕と一緒に飲むんだけど三人はもうお酒どころじゃないのよ。で僕と
監督が喋ってばっかりでね、で「いやー監督に会えてよかったー」って言っ
てね、その後黒澤時代劇をやろうっていうことになって僕が「用心棒」をや
って、さいとう氏が「七人の侍」やって、石ノ森氏はやろうとしたんだけど病
気で駄目になっちゃってね。 新文芸座の4Kリマスター良かったー。
舞台挨拶でもないのに映画館で拍手なんかしたの初めてだわ。 撮影現場で怒鳴る監督を見たことがない
――威圧的な人は全然いないのですか?
尾崎:みんなものすごく優しいですよ。俳優がとてつもないプレッシャー
のなかで自然に表現することの大変さを分かってくれているので、なるべ
く俳優がリラックスできるように務めてくれます。
――監督やプロデューサーも?
尾崎:稀に無表情で圧をかけてくる監督や製作者もいますが、ほとんどの
人は優しいし、緊張しないような雰囲気作りをしてくれます。僕はアメリ
カで15年間活動していますが、撮影現場で怒鳴る監督をひとりも見たこと
はありません。監督が怒ると俳優は萎縮し、実力が出せないことを監督は
分かっているからです。実際、『硫黄島からの手紙』の現場でクリント
(イーストウッド)さんは絶対に声を荒らげませんでしたよ。彼の場合、
声がもともと小さいということもありますが、くしゃみをしたらその声が
スタジオ中に響き渡るくらい撮影現場も水を打ったようにシーンとしている。 324:名無し募集中。。。:2022/05/24(火) 06:11:54
どうかよろしくお願いいたします
【状況】ERROR: 余所でやってください。
【板名】映画作品・人
【スレッドタイトル】【世界の巨匠】黒澤明 7【最高傑作】荒らし禁止
【スレッドURL】https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1559901802/l50
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