今更ながら見たけど、下記キャラクターの思うところ。


キヌ
実家暮らしで基本的にぬるい。ムギが忙しいから仕方ないのもあるけど生活をするにあたっては最大のタブーである事後報告はダメ。絶対。LINEでも残すべきだった。恋愛体質ではないけどこのまま結婚をせず30を超えたら色々と苦労をしそうだなと思ってしまった。
多分大人になって変わっていくのだろうけど生活と恋愛は相性が悪い事に気づいて幸せになってほしい。


ムギ
思いやりの心がない。一歩先を読んで相手のことを考えて!と何度も思ってしまった。ブチギレプロポーズはダメ!何をしても大きい声を出す男はダメ。ただ本当は優しくて穏やかな人なんだよね。この辺は「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の主人公が東京の生活で豹変してしまう感じに似ていた。ムギは才能はあったかもしれないけど環境に恵まれていなかった。だから見ていて辛かった。幸せになってほしい。



所謂二人は大衆をバカにしているけれど、二人は共通して創造性がなく消費者のまま。本当に好きなものがない。本当に絵が好きだったら仕事をしても描き続けるし、本が好きなら出版社なり編プロなり本屋なり携わる仕事に齧り付いて欲しかった。つまり芯がない。大衆とは線を引きながら「僕たち私たちはセンスがいいよね」
だけ。なので恋愛も児戯。利他性がないので愛ではない。あくまで自分ありきのもの。でも青く美しい恋愛はそれでいい。この恋で二人とも成長をしている、はず。


基本的に若者の恋愛かテーマなので映画自体はとても楽めたし、最後のファミレスのシーンは良かった。細かい演出(コーヒーとか)やチケットの件も話の流れとしてとても素敵。


因みにGoogleマップの画像は定期的に変わります。なので永遠には残らない!




この映画ご覧になった方は是非「ベイビーわるきゅーれ2」をご覧ください。あるシーンで爆笑できます。