美と殺戮のすべて-All the Beauty and the Bloodshed-
原題 All the Beauty and the Bloodshed 製作年 2022年 製作国 アメリカ 配給 クロックワークス 劇場公開日 2024年3月29日 上映時間 113分 映倫区分 R15+ スタッフ 監督 ローラ・ポイトラス 製作 ローラ・ポイトラス 撮影 ナン・ゴールディン 編集 エイミー・フォーテ ジョー・ビニ ブライアン・A・ケイツ 「シチズンフォー スノーデンの暴露」で第87回アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞したローラ・ポイトラス監督が、写真家ナン・ゴールディンの人生とキャリア、そして彼女が医療用麻薬オピオイド蔓延の責任を追及する活動を追ったドキュメンタリー。 ゴールディンは姉の死をきっかけに10代から写真家の道を歩み始め、自分自身や家族、友人のポートレートや、薬物、セクシュアリティなど時代性を反映した作品を生み出してきた。手術時にオピオイド系の鎮痛剤オキシコンチンを投与されて中毒となり生死の境をさまよった彼女は、2017年に支援団体P.A.I.N.を創設。オキシコンチンを販売する製薬会社パーデュー・ファーマ社とそのオーナーである大富豪サックラー家、そしてサックラー家から多額の寄付を受けた芸術界の責任を追及するが……。 2022年・第79回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞。第95回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞にノミネート。 写真家ナン・ゴールディンの生き様を追い、第79回ベネチア国際映画賞金獅子賞を受賞、第95回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたローラ・ポイトラス監督作『All the Beauty and the Bloodshed』が、邦題を『美と殺戮のすべて』として3月29日(金)より全国公開されることが決定し、日本版本ポスタービジュアルと場面写真6点が解禁されました。 1970年代から80年代のドラッグカルチャー、ゲイサブカルチャー、ポストパンク、ニューウェーブシーン……当時は過激とも言われた題材を撮影し、その才能を高く評価され一躍時代の寵児となった写真家ナン・ゴールディン。2023年にはイギリスの現代美術雑誌ArtReviewが発表するアート界で最も影響力のある人物の1位に選出されるなど、今日に至るまで世界にインパクトを与え続けています。 2018年3月10日、多くの仲間たちと共にニューヨークのメトロポリタン美術館を訪れたゴールディン。自身の作品の展示が行われるからでも、同館の展示作品を鑑賞しにやってきたわけでもなく、目的の場所は「サックラー・ウィング」。製薬会社を営む大富豪が多額の寄付をしたことでその名を冠された展示スペースです。 到着した彼女たちは、「サックラー家は人殺しの一族だ!」と口々に声を上げながら、「オキシコンチン」という鎮痛剤の容器を一斉に放り始めます。「オキシコンチン」はオピオイド鎮痛薬の一種であり、全米で50万人以上が死亡する原因になったとされる合法的な麻薬。果たして彼女はなぜ、巨大な資本を相手に声を上げ戦うことを決意したのか。大切な人たちとの出会いと別れ、アーティストである前に一人の人間としてゴールディンが歩んできた道のりが、今明かされます──。 本ビジュアルには、ナン・ゴールディンが1978年にロンドンで撮影したセルフポートレイトを使用。ひっかき傷だらけの背中が生々しく、孤独感ややるせなさを漂わせながら、窓から入る光に希望が感じられます。絶望を抱えながらアートの力で世界を変えようとするゴールディンの、切実で強い想いが伝わる仕上がりとなっています。 『美と殺戮のすべて』(原題:All the Beauty and the Bloodshed) 監督・製作:ローラ・ポイトラス 出演・写真&スライドショー・製作:ナン・ゴールディン 2022年/アメリカ/英語/121分/16:9/5.1ch/字幕翻訳:北村広子/R15+ 日本公開:2024年3月29日(金)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、グランドシネマサンシャイン池袋ほかロードショー! 配給:クロックワークス © 2022 PARTICIPANT FILM, LLC. ALL RIGHTS RESERVED. フィギュアスケート分かってる人を死に体だったPSVITAに対応させよう(提案) いつの時代だよね? 自分はGC2すらIP抜かれるのが悪いだけやろ 家とか建てるとき 頭にくるよ師匠がうかんだ 工場長では これドキュメンタリーなのにベネチアで普通に金獅子賞取ってるのクレイジー過ぎる…。 ナン・ゴールドウィンのフォトグラフィは、70,80年代の過激なカルチャーを捉えてはいるものの、胸騒ぎのするような印象を見るものに与えず、寧ろどこか愛の平穏さや時間の恒常性を携えている気がしてとても好きだった。 女優のウィノナ・ライダーはオピオイド系鎮痛薬である「オキシコンチン」の過剰摂取が過去に報じられたことがある。 ジム・ジャームッシュの「ナイト・オン・ザ ・プラネット」は印象的で日本にもファンが多いが、僕もウィノナの大ファンだ。 彼女は数十にものぼる医師から処方箋をもらってオキシコンチンを大量に服用していたのだ。 ウィノナは過去に過剰なイジメにあっていたことがあり、当初は何らかの疼痛があったためにオピオイド系鎮痛剤を処方されていたのだが、向精神性があり多幸感も伴うことから、イジメの精神的な苦痛から逃れるためにこれを多用するようになったのだ。 この「美と殺戮のすべて」は、オピオイド鎮痛剤のひとつ「オキシコンチン」の製薬企業パーデュー・ファーマとそれを支配するサックラー家に対する抗議として、サックラー家が多額の寄付をしている美術館や博物館に彼らからの寄付を拒否するよう促す活動を記録した長編ドキュメンタリー作品だ。 「美と殺戮のすべて」は、昨年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされていて、時期が時期だったために最優秀賞は「ナワリヌイ」だったが、近年のドキュメンタリー作品では、構成や、直接的には描かれていない社会病理の示唆も含めてリテラシーが要求されるとても秀逸な作品だと思う。 多くの場合、こうした薬品に依存するのは、その人の人間性が云々されることが多い。 意思が弱いとか、心を強く持てとか。 だが、実は僕たちの社会自体に病理はないのだろうか。 抗議活動と並行して語られるナン・ゴールディンのパーソナル・ヒストリーは、彼女の為人(ひととなり)を理解するためだけのものではない。 ネグレクト、姉の自殺、イジメ、恋人からのDV、ゲイカルチャーとの邂逅、エイズ、苛烈な差別、被写体でもある多くの友人との死別。 これらの中には、僕たちの社会の病理もあるのではないのか。 そして、こうしたところから生まれる人々の苦痛に群がるような製薬企業や医師が人々と薬物を結びつけるのだ。製薬企業は安全性を謳い、医師は重複の処方箋がないか確かめさえもしない。 この作品は、苦しんでいる人に声をあげて良いのだと促すと同時に、社会にある病理にも目を向けさせようとしているのではないのか。 終盤にゾッとする場面がある。 ナンの両親がダンスする場面だ。 治療が必要なのはナンの姉ではなく「母親だった」「両親は子供を作ってはならなかった」とのナン自身のインタビューの言葉の後だったこともあり、ホラー映画の一場面をみたような嫌な感じがした。 実は、こんな親は多いのではないのか。 そして、ナンにとっては、両親もサックラー家も同じだったのではないのか。 だから、姉を死に追いやった両親をどうしても許すことが出来なかったように、友人や弱者を死に追いやっても反省の素振りさえないパーデュー・ファーマやサックラー家を許すことが出来なかったのではないのか。 50万人の死、1兆ドルの経済損失、104億ドルの引き出し、60億ドルの賠償金。 ×150円で計算してみてください。 真っ先に寄付を拒絶したのが、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーであったことは何かナンの作品との繋がりも感じられてちょっとうるってした。その後、テート・ギャラリー、ブリティッシュ・ミュージアム、MET、グッゲンハイム、ルーブルと次々と寄付が拒絶される。アートは全ての人のためにあるのだ。 この作品は構成や物語性から考えても秀逸なドキュメンタリー作品だ。 ナンの生き様もオピオイドへの抗議運動もかっこよかったし姉に関する件も良かったけどこの2つがうまく融合した感じはなかったな とりあえず詰め合わせた感があった イキリ倒した生き様や美術館を屈服させてはしゃぐ姿 おそらく乱淫の所為で多くの関係者がエイズになって死にまくってるのに 何故か差別の被害者ぶる基地外ぶりを見てると 頭では製薬会社が巨悪と分かっていても こいつらほんと屑だな こいつらの方が巨悪だよと思っちゃったな オピオイドのこともサックラー家の裁判の話も知っていて 興味深い内容ではあるものの白人ニューヨーカー臭が強すぎて... これよりインスタライブを行い 状況を説明させていたというネタがあって それは間違いないだろうね read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる