【中国】人生って、素晴らしい Viva La Vida-我們一起搖太陽 Viva La Vida-
ともに不治の病を抱えながらも性格は正反対な2人を主人公に描く中国製ラブロマンス。
腎臓病を患い、日々の人工透析でなんとか生き延びている真面目な性格のリンミン。そんな彼女の前に、超天然なリュトという青年が現れる。自身も悪性脳腫瘍という不治の病を患うリュトは、リンミンが行く先々に必ず現れるばかりか、リンミンの面倒を見るために彼女の家に住むと勝手に決めてしまう。予測不能な行動でペースを狂わせてくるリュトに嫌気がさすリンミンだが、リュトの憎めない素直さに次第にひかれ、2人は心を通わせていく。しかし、リュトがリンミンに付きまとうのには、ある理由があった。
監督は、「賭博黙示録カイジ」を中国で映画化した「カイジ 動物世界」などを手がけてきたハン・イエン。リンミン役は「兎たちの暴走」のリー・ゲンジー、リュト役は「象は静かに座っている」のポン・ユーチャン。 原題 我們一起搖太陽 Viva La Vida
製作年 2024年
製作国 中国
配給 面白映画、Open Culture Entertainment
劇場公開日 2024年4月5日
上映時間 129分
映倫区分 G キャスト
ポン・ユーチャン/リュト
リー・ゲンシー/リンミン 序盤、リンミンの人工透析の腕が痛々しく見ているのがつらい。しかし、ストーカーまがいだが明るいりュト現れ、コメディタッチになって救われる。
中盤、ドナー提供の連絡が入るが、親族の反対で提供を受けられない。欧米に比べてアジア低い。アメリカ
100万人あたり約40。中国は4以下。日本1未満。脳死や死生観の違いで、個人の考えは尊重しなければならないが、教える命が救えないのも事実。
終盤、お互いが真に必要なパートナーあることに気付く。リュトはリンミンに生きてもらいたいからドナーになりたかった。しかし、死んでドナーになるより、リンミンと共に生きる決断をし、リュトは脳手術を受け入れる。
太陽は東から上り西に沈む。しかし、時々サボって曇天・雨天になる。だから太陽をたたき起こす。二人は不治の病なんか忘れてしまうぐらい、一生命に楽しく生きる。エンドクレジットでの二人の笑顔がずっと続いてほしい。