>>69
すまんが取り込み中なのですぐいなくなるが
至上の愛のソロはドリアンなんだがコルトレーンは一つのモティーフをどんどん展開してる。転調というよりモティーフの変奏。いわゆるサイドスリッピングを使ってモティーフをいろんな調で吹いてる。12分割とかは関係なくフリージャズに近い。

スクリャービンの弟子っていうのはどっかの本やサイトにそう載っているが実際にそんな学術的証拠はないそうだ。

シリンガーメソッドっていうかシリンガーシステムの方が呼称は正しいんだがシリンガーメソッドは詳しくは2冊の分厚い本が出てるから(洋書のみ)。
学術書だけあって英語の文法使いがえらく難しくておまけに分厚いもんで俺は挫折した。
値段高いし。一冊350ドルくらいだったか。
ただしシリンガーは数理的に音楽を構築するっていうセリー音楽的な考えにも似た、或いはバルトークのようなクセナキスのような感じの考え方で作曲していたみたいだから現代音楽の作曲理論だとおもうが。
ただ和声を教えるときクラシックでは対位法的に各声部の旋律的なバランスをとりながら勉強するっていう面倒な方法だが
シリンガーはなんか複雑な記号を使って旋律的な流れを考えずに和声を勉強する様なものだったらしい。
んでシリンガーの弟子で初代バークリーの学校長になる人が複雑な記号をもっと簡略化(コードシンボルを取り入れた)してバークリー理論になっていったそうだ。
やっても意味ないと思う。現代音楽の研究するなら別だが。

それ以上の理論については現代の理論になればなるほど一般的には聴きづらい無調みたいな音像になっていくよ。リーブマンのクロマティックの本なんてクラスターに近いもんがある。

ワイスコフのコルトレーンの本はコルトレーンチェンジについてだけの本。
スタンダードやブルースにコルトレーンが応用した例が結構みれるから詳しく知りたい、或いは採譜して研究するのが面倒な人にはよいと思う。
最後にパターンとエチュードも載ってる。

以上、では