音楽ビジネスとしては「客が呼べる」が第一義だろ
演奏者、店の集客力に店も共演者もお互いぶら下がってる
つまり仕事でやってる以上演奏者に一番に求められるのは集客力(=需要)
仲間内で有名か、そしてその「仲間内」の範囲は広いか、これが集客力の正体
だから横で繋がって大きくなっていくような共同体に属していることが一番大事だ

つぎに求められるのは来た客に楽しんでもらう事、サービスだ
その中には客とマイミクや顔本友達になり写真に収まって顔本に載せられたり
軽妙なトークで客を笑顔にさせたりする力も求められる
ネタとしては身内いじりが望ましい、仲間内感が強調されるからな
そしてそれが出来たうえで初めて演奏力が重要になる

この場合も「集客力につながる演奏力」が重要だ
まずは「丁々発止」と言われるようなプレイを力いっぱいすればいい
ジャズなら、音で会話していることが一見のリスナーにもハッキリ分かる演奏が好まれる
共演者の出す音に瞬時に反応するわけだから反射神経が重要だ
フュージョンなら、強烈なドラムのビートとエレベのチョッパーだな
次に派手な技、例えばサックスのオーバートーン、ギターのものすごい速弾き、みたいなのが必要

こう言う演奏をしていればリピーターが現れる
逆にこの要素を満たしていなければどれだけ上手くても店で金を取って演奏する権利はない
客を呼べない奴は店で演奏してはいけない

だが、下手でも色っぽくて愛想の良い女の子ならば少なくとも演奏力以外の条件は勝手に周りのおっさんが整えてくれる
プロと同じMCを取らなければ客から舐められる
大概の客にはフラットだのリズムだのわからないからな

ただし彼女たちが勘違いして実力も付けないで40歳見えた辺りからが悲惨だと思う
結婚して子供産んで女子会できるならまだ別の幸せを見つけたと言えるが
いっぱしの音楽家のつもりで年増を迎えたら、あとは孤独死一直線