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高級紙FAZは音楽面においても演出面においても「批評」をしているが、
 老舗のノイエズルヒャーのそれは難しい言葉を使いながらももう一つ核
心をついていないようでその両面においてもどかしい。FAZは金曜日に
はティーレマンのインタヴューを載せていて、これは面白かった。
 要するに業界で音楽で競争するのは疲れた、もう他で振るとかと言うこと
よりもドレスデンで質を求めたいという今更ながらの敗北宣言をしている。
どうもこの人はメディアに乗せられて、クラオタ同様に自身で超一流と錯覚
していたみたいな節がある。マーラーを振るにあたっては「若い指揮者には
難聴になるから気をつけよ」と自身のレパートリーの限界とともに語っている。
まあ、ローカルで市場がある限り活躍すればよいのではないかと思うと同時に、
二国がザルツブルクイースターと協調するということで、いずれは自己の市場が
ありそうな東京で活躍するのではないかと思われる。
彼には彼の経験があり日本で十二分に重宝されると思う。