>>430
舞踏への勧誘がショパン第3ソナタの4楽章の元ネタ?
どのあたりが?
あの終楽章こそ相当にベートーヴェン的(特に中期ベートーヴェン)だと思う。
あと、よく言われるのはカルクブレンナーのピアノ協奏曲ニ短調とショパンのホ短調との類似だね。
全音のショパンのホ短調の楽譜の解説にカルクブレンナーの楽譜が一部載っていて、
これはすごい! と思った。
随分最近になってからカルクブレンナーの協奏曲を全曲聴く機会があったけど、
まさに羊頭狗肉って感じで、ピアノの登場までは素晴らしいのにあとは惰性で
聞くしかないという感じだった。
そういうところがショパンとの大きな差異で、あのホ短調協奏曲は若書きで色々
大曲としての欠点もあると言われるけど、実に隅々まできちんと書かれた名曲だと改めて感じた。