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関東アマオケどこがいい? [転載禁止]©2ch.net
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0001名無しの笛の踊り
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2014/11/03(月) 00:34:52.05ID:6Go4oNS/
関東アマオケどこがいい?
0734名無しの笛の踊り
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2018/07/18(水) 18:38:59.77ID:2rKVhH+7
《クラシック音楽界の事件B高橋辰郎チェンバロ損壊事件》
2018/06/12 16:45
http://maguline.blog.jp/archives/52177403.html

[2018/6/12]クラシック音楽界の古い事件を改めて紐解いていこうという、あまり面白くない企画の3回目。

執筆はかくいう当ブログの管理人だ。

今回取り上げるのは、楽器運搬に伴う事件。
発生したのは、今から12年前の2006年7月のこと。まずは事件を報じた毎日新聞の記事から見てみよう。
掲載は事件発生後から2年経った、2008年7月18日の夕刊(第13面)。
社会面のトップ記事で、5段抜きの「チェンバロ壊された!」の大見出しが躍っている。ちょっと長いが引用する。

[引用開始]「チェンバロ壊された! 著名製作者・高橋さん、市民楽団を提訴」

国際的に有名なチェンバロ製作者、高橋辰郎さん(56)と演奏家の妻尚子さん(55)=東京都江戸川区=が、
ずさんな扱いでチェンバロを壊されたとして、江戸川区の市民楽団
「江戸川フィルハーモニーオーケストラ」と団員を相手取り、880万円の賠償を求め東京地裁に提訴した。

原告代理人によると、高額な楽器の賠償を巡る裁判は珍しいという。

破損したのは、辰郎さんが86年に製作したチェンバロ。米国のジャズピアニスト、キース・ジャレットさんが買いたいと申し出たが、高橋さんは「自己の最高傑作で売る気持ちになれない」と断った。
その代わりに同じ型のチェンバロを製作し、89年に400万円で売った。同型は世界に2台しかなく、そのうち1台が壊れた。

訴えによると、尚子さんは06年7月、江戸川フィルから協演依頼を受けた。
演奏会前日のリハーサルで、団員3人が会場にチェンバロを搬入する際に、高さ約70センチの台車から落とした。亀裂が入り弦を張れず、修復も不能となったという。

このチェンバロには、現在では入手が困難な良質のインド産の紫檀を使っており、同じ物を製作するのは難しいという。高橋さん夫妻は楽器の価値を600万円とし、慰謝料などを加えた賠償を求めている。
0735名無しの笛の踊り
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2018/07/18(水) 18:41:05.86ID:2rKVhH+7
高橋さん側は「タイル目地に台車がひっかかったのに無理に押して台車を壊した」と主張。
江戸川フィル側は「無理な力はかけていない。ボルトの脱落で台車が崩落した」と争っており、30日に最終弁論が開かれる。

辰郎さんは、製作が途絶えたチェンバロを独自の設計で製作することで知られ、ジャレットさんら著名な演奏家から高い評価を受けている。

高橋さん夫妻は、提訴した理由の一つにずさんな楽器管理の問題を挙げる。
「楽器を動かすには専門業者が必要で、繊細な扱いが求められるのに、素人判断で漫然と動かそうとした」と憤り、「団員が通路に置いたコントラバスをまたいで歩くのも見た。アマチュアといえども見識を疑う。なあなあで済ませたらまた次の事故が起こる」と訴える。

裁判所が楽器の価値をどう認定するかも注目される。尚子さんは新しいチェンバロで演奏活動を続けるが、「20年間育てて体の一部のようだった。自分の意思に反応するのが楽器であり、育てるには時間が必要」と失った存在の大きさを語る。
原告代理人の山下幸夫弁護士によると、希少な楽器であるチェンバロに対応する保険商品はないという。

江戸川フィルの福井豊信団長は、毎日新聞の取材に「手で運ぼうとしたら台車に乗せてくれと言われた。同情はするが、責任はないと考える。楽器をまたぐような扱いはないと思う」と反論している。[引用終わり]

まずは高橋辰郎だが、彼は音楽家ではない。チェンバロ製作者である。武蔵工大(現・東京都市大)機械工学科卒業。妻の高橋尚子はチェンバロ演奏家として有名。

この事件は、楽器運搬の難しさという点で、当時、一部の関係者の間で話題となった。

事件発生当時、こういうことがあったそうだ。事件に詳しい音楽家の八木啓代さんのブログから引用してみる。

[引用開始]事故後、江戸フィルは完全に逃げて、謝罪もなければ、1カ月以上連絡さえなかった。
その間、団としての調査もいっさい行なっていなかった。

(裁判中、明らかになったが、団長は団員から「台車が穴に落ちてチェンバロが壊れた」と報告を受けて、詳細を調査したり、関係者から聞き取りを行なうどころか、「あー、そう」ですませたらしい)
0736名無しの笛の踊り
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2018/07/18(水) 18:42:41.38ID:2rKVhH+7
高橋夫人がたまりかねて連絡をして、夫人が話し合いを持ったが、ここでは、謝罪というより、
「アマチュアなんだからしょうがない」
「好意で運んだのに」
「アマチュア団体でお金はないので賠償はできない」
「保険にだって入っていない」
の一点張りで、
「見舞金10万円」をむりやり押しつけ、領収書を書かせようとした。

また、「謝れって言われても、謝ったら謝ったで、死んだ子は帰ってこないとか言われるんでしょ」などという暴言も。
(このとき高橋辰郎氏は心労のあまり会えない状態だったので、欠席。夫人もストレスのあまり半病人状態だったにもかかわらず、です)

その後、当事者の謝罪だけでも、との夫人の要求に、さらに半月後、団員2名のみが謝罪に来る。
しかし、明らかに当事者はもっといた。この時点で彼らも、このとき運んでいたのは、3〜4人という人数ではあり得ないが、名前がわからないと逃げていた。同じ団で活動しているメンバーの名前も知らないらしい。
いずれにしても、このときも言い訳に終始し、誠意のある謝罪もなければ、アマチュアだからと開き直って、補償する気もないのが明らかだった。[引用終わり]

その後、夫妻は東京地裁に告訴したのだった。その訴訟の判決は同年の12月10日に出た。毎日新聞12月11日朝刊第29面より引用する。
0737名無しの笛の踊り
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2018/07/18(水) 18:44:35.00ID:2rKVhH+7
[引用開始]「チェンバロ壊し賠償命令」

国際的に有名なチェンバロ製作者、高橋辰郎さんと演奏家の妻尚子さんが、
ずさんな扱いでチェンバロを壊されたとして、
江戸川区の市民楽団
「江戸川フィルハーモニーオーケストラ」
と団員に880万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は10日、440万円の支払いを命じた。
笠井勝彦裁判官は「適切な運搬方法を理解して運搬する注意義務を怠った」と指摘した。(中略)

判決によると、2006年7月、団員が演奏会場に搬入する際にチェンバロが落下して修復不能になった。
江戸川フィル側は「高橋さんが用意した台車のボルト脱落が原因」と主張したが、笠井裁判官は「台車の車輪が凹面に引っかかったのに、団員がそのまま押し続けたため破損して事故が起きた」と判断した。

辰郎さんは「壊れた楽器は戻って来ないが、判決が楽器を扱う人にとって多少の警鐘になってくれれば」と話している。[引用終わり]

判決後、楽団側は東京高裁に控訴した。そして2009年4月28日、高裁の話し合い要請に基づき、両者の和解が成立した。
原告側弁護士によると、楽団側が1審判決で命じられた賠償額440万円に利息を加えた500万円を支払うことで合意した。

その後、実際にお金が支払われたかどうかは定かではない。

とここまでは良かった。
というのも、やめときゃいいのに、かくいう当ブログも生意気に意見を発したがために論争に巻き込まれ、炎上するという災いを招いたのである。

当時世論は、江戸川フィルへの批判が圧倒的だったのに、当ブログは次のような意見を開陳、当然のごとく、非難が殺到、罵声が浴びせられる結果となった。
0738名無しの笛の踊り
垢版 |
2018/07/18(水) 18:47:01.18ID:2rKVhH+7
当ブログの記事は次のごとし。
(2009年5月3日付、すでに削除済み)

[引用開始]「高橋辰郎のチェンバロ損壊事件は決着したが…」

和解とはいえ、外野から見ると、なんとも後味の悪い終わりかたではある。確かに、チェンバロの扱いが杜撰だったとされる市民楽団の方に非はあるのだろうが、それでもここまでする必要があったのだろうか、と考えてしまう。

相手が運送業者というのならともかく、それが高橋夫妻の地元(江戸川区)の市民楽団というのだから、ちょっと問題である。
明らかに通常ならば、裁判所に持ち込むケースではない。高橋側が、一歩引いて大目に見るというのが、日本では本来の在り方であろう。それがどうして?

当然考えられるのは、以前から不仲であったという場合だが、そうだとしたら、どうして件の市民楽団が彼のチェンバロを運んだのかがわからなくなる。
もちろん、高橋尚子が演奏を依頼されたのだろうが、仲が良くないのに引き受けるのは不自然である。

いずれにせよ、自分たちの住んでいる町の楽団(アマチュア)から、お金を取ろうというのだから、腹が立ったという気持ちはあろうが、やはりやるべきことではない。
同じ音楽仲間なのである。やり過ぎではないだろうか?[引用終わり]

あぁ、今読んでも汗顔のいたり。で、炎上後にはこういうことを書いた。(2009年7月2日付、削除済み)

[引用開始]「高橋辰郎のチェンバロ損壊事件について、ちょっと弁解」

2カ月ほど前、このブログに、江戸川フィルによる高橋辰郎のチェンバロ損壊事件(会場搬送時に同フィル団員が高橋尚子使用チェンバロを破損した)について、同フィルを提訴した高橋夫妻を“どんなものか”と書いた。
以来、多くの方から、高橋夫妻を擁護するメールを数多く頂いた。

これら多くの非難に対して、私はこれまであえて、弁解も謝罪もしないできた。振り返ってみると、確かに中傷めいた内容を記載した私が悪い。
本来なら書くべきではなかっただろう。事件の経緯を追うと、高橋夫妻に落ち度は全くないように思われる。
0739名無しの笛の踊り
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2018/07/18(水) 18:48:30.65ID:2rKVhH+7
が、しかしである。
「まだほざくか!」と叱責されることを承知のうえで言うと、高橋夫妻側にも責任の一端はある。
この世に一台の貴重なチェンバロ、その由来等はもちろん勉強させて頂いたが、そんな大切なものの運送を、ガタイは大きいとはいえ人任せにしていいものだろうか?

通常、ストラヴィバリウスを持つヴァイオリニストは、いついかなる時も自分でそのバイオリンを運ぶ。
移動の車内ではなんらかの振動防止処置を施し、片時も目を離さないのが普通である。
まぁそこまではいかないにしても、音楽プレイヤーならだれでも自分の楽器を自分の責任で大切に扱う。

チェンバロはバイオリンではない。
大きさが違う。はっきりいって、ピアノと大差ない図体をしている。
だからといって、高橋尚子が「自分の身体の一部」というほどの大切なものの運搬を、たとえ高橋が立ち会っていたとしても、素人団員たちに委ねていいものであろうか?

落ち度が、壊した江戸川フィルにあることは明白である。それを否定するものではない。それなりの誠意をもって対応すべきだとも思う。
が、それにも限度があろう。団長が10万円持って謝罪に来たら、それで赦してやる度量があってもいいのではないか? 高橋夫妻側にも前述のように多少なりとも落ち度はあるのだから。
0740名無しの笛の踊り
垢版 |
2018/07/18(水) 18:49:22.50ID:2rKVhH+7
と、これだけいっても、まだまだ理解してもらえないだろうとは思う。

しかし、壊れたものはどうしようもない。江戸川フィルも各種報道等により、十分に“社会的制裁”を受けた。
今後、名のある奏者が同フィルで演奏することは二度とないだろう。

もちろん、高橋夫妻の心痛には同情を禁じ得ない。だが、怒りをあらわに裁判沙汰にすべきものでもないと思う。それに何より、高橋尚子の演奏はいい楽器を使っているから素晴らしい、というものではないことは明らかなのだから…。[引用終わり]

もちろん、また炎上した(笑)
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