ムソルグスキーについて語ろう [転載禁止]©2ch.net
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ボリス・ゴドゥノフ、ホヴァーンシチナ、死の歌と踊り、子供部屋、
日の光もなく、禿山の一夜、そしてもちろん展覧会の絵
音楽史に燦然と輝く奇才について語りましょう ムソルグスキーの最高傑作はやっぱりボリス(1869年版)かな?
死の歌と踊りも捨てがたいが 1872年版も批判されるほど悪くないと思うよ
マリーナ姫には魅力的な音楽がつけられている 21世紀に入ってから、1872年版が本国以外で上演されなくなったのは悲しい事だと思う 1869年版と比べて散漫な印象は否めないから、仕方ないね ムソルグスキー派はチャイコフスキーを西洋かぶれと批判し
チャイコフスキー派はムソルグスキーを稚拙と罵る法則 ロシア的でありながら、気品が漂うようのがムソルグスキーの良いところだよね。
割と近いと思えるカバレフスキーも、気品の点ではムソルグスキーと比べて引けをとってしまう。 >>515
>割と近いと思えるカバレフスキーも、
へ? >>516
あれ?あんまりそう感じない?
道化師だけ聞いてても感じねえとは思うが。
俺は交響曲とか、ピアノ作品で近いもの感じるが。 >>517
交響曲は聴いてないからあんまり言えないが、ピアノ曲を聴くと、ムソルグスキーのそれらから感じる土俗性、天才性、というよりは、職人芸とか都会の洗練された書法を感じてしまうなあ、カバレフスキー
この曲ここがムソルグスキーっぽいとか、あれば教えてほしい >>518
ごめん、ぶっちゃけ聴き専で、なんとなくでしか語れないんだ。
具体例出すとボロが出るのでやめとくよ笑
ごめんね。
まあ、なんつうのかな。
ロシア風、プラスアルファがあると言う意味で類似性を感じたのかな。
ロシア的でダサいだけの曲って一杯あるじゃん。そういうのじゃなく。
そのプラスアルファの部分が>>518のいう都会的で洗練された〜ということかもしれないね。 プロムスのビシュコフホヴァンシチナがアップされているよー ホヴァンシチナ、ボリスに比べると、台本が弱いのが残念 ネタがないから動画を貼ってみるテスト(死語)
https://www.youtube.com/watch?v=xawb8XynRiA
優しく愛らしい演奏で、こういう死の歌と踊りもありだと思った 女声の死の歌と踊りっていいよね
女声による死の歌と踊りをポピュラーにしたガリーナ姉貴とミーチャは有能
ところで、カウンターテノールの死の歌と踊りってないのかな?
マルファの預言の歌はつべにあったけれど 牧師とゴリツィン公の対話で、
「公よ、教会の建設の許可を頂きたい」
「余がそなたであれば、野心は抱かぬものを」
というやり取りがあるけれど、
ここにはアリアにも使えそうな旋律が使われていて、もったいない気がする
そこに限らず、ホヴァンシチナは旋律を無駄遣いしている気がする ゴリーツィン公、いい役なのにアリアがひとつもないのはかなしい アリアはないものの専用のモティーフが二つもある役なのに 多くの人が、展覧会の絵と禿山の一夜しか聞かないのはもったいない。
ボリス、ホヴァンシチナ、死の歌と踊り、この3つはぜひとも聴いてほしい。 ホヴァンシチナの最後の場面は怖い
迫り来るピョートル軍の進軍ラッパの下、古儀式派の人々が集団自決する様は、
自分ではクラシック音楽の中で最も後味の悪い場面です。救いがないというか
それくらい良くできているということなのかもしれないが、繰り返し聞く気にはなれない >ホヴァンシチナの幕切れ
ショスタコーヴィチ版は、救いが残されているのが救い ベルリオーズのキリストの幼時の第二部はボリスに影響与えたのかな ピアノ小品可愛いよね。
家庭で、母と子供たちが楽しみながら弾くために書いたのがありありと伝わってくる。 ホヴァンシチナ見に行きたい(ショスタコーヴィチ版を聴きたいので、RK版が演奏されることの多い旧ソ連圏以外で)
歌劇場ははやく2018/2019シーズン出すんだよ、あくしろよ
できれば大野さんが新国で取り上げてくれればよいのだけれど https://www.youtube.com/watch?v=0qfOxhcHTms
つべ見ていたらこんなの見つけた
(1869年版)ボリスの上演にただ一人賛成し、部分初演を手掛けた人の曲
ムソルグスキーの異才を認めたこの人が作る曲が古典的な佇まいである事も、興味深い https://www.youtube.com/watch?v=NQOmVBHT-FQ
ラザレフ&ボリショイの愉快な仲間たちのヴィースバーデン公演
こんなアーカイヴズが残っていたとはたまげたなあ…… https://www.youtube.com/watch?v=rqIc31eaMNY
ヴェデルニコフ(マエストロの方)のお父さんの録音
ロシアのバスの例にもれず、いい声だねえ https://www.youtube.com/watch?v=iIXySQHzGOI
これいいよ
ゴリーツィン公が母からの手紙を読むシーンと、ゴリーツィン公の対話以外はカットなし
(ドシフェイがムィシェツキー公であったことを明かすシーンもちゃんとある)
幕切れはラヴェル&ストラヴィンスキー版 ごめんまた書き間違えた
×ゴリーツィン公の対話以外はカットなし
〇ゴリーツィン公とルター派牧師の対話以外はカットなし
あの場面好きなんだけどなあ……
特に公が「余がそなたならば、野心を抱かぬものを」と低い声で呟くシーン ゴリーツィン公って牧師やドシフェイの発言を(音の高低こそ違えど)そのままなぞるシーンが多いよね。
主体性のない人物であることが音楽でも強調されていて可哀想 アンドレイは典型的なバカ(若)様だし、
ゴリーツィン公は打たれ弱いし、
シュイスキー公は悪役だし、
ムソルグスキーはテノールに何か恨みでもあったのかと思ってしまう ユロージヴイとかいう1872年版ではおいしいところをかっさらっていく役がいるじゃない。 ブニ子ちゃんの展覧会の絵、面白いよ
未聴の方はぜひ聴いてみて 展覧会の絵は王道じゃないけどレーゼルの演奏が丁寧で好き 展覧会の絵を丁寧に弾くと、曲の弱点やアラが見えてしまう気がする
そういったマイナス面を勢いで吹き飛ばしてしまう演奏の方が好きだな ボリスや歌曲では気にならないのに何でだろう>曲の弱点や粗が見える 声域の違いで、ボリスやシャクロヴィートゥイは舞台では歌わなかったね。
残念 つべのディーマのシャクロヴィートゥイのアリアすこ
RK版なのが気にならない素晴らしい演奏 ホヴァンシチナの前奏曲、サックスで演奏しても面白そう
オペラそのものにはサックスはそぐわないが 前奏曲のサックス版なら上野さんというサックス奏者の録音が出ていたはず ホヴァンシチナはドン・カルロの影響を受けているのは明らかだけれど、
ドン・カルロのロシア初演にムソルグスキーが立ち会った可能性はあるのだろうか?
それとも楽譜で研究したのかな? モデストに影響与えたのは運命の力
まあ同じヴェルディだけど 不思議なことに、ヴァーグナーからの影響はあまり感じられないね。
ロシアでも人気だったろうに、不思議。 ロシアてヴァーグナーが人気になったのはモデストの死後だろう。
生前はせいぜいローエングリーンくらいしか演奏されてなかったんじゃまいか ワーグナーはあまり好きではなかったらしい。
ただ、「ぐいぐい民衆を引っ張っていくようだ」という感想を残している。
ボリスの込み入った指導動機の使い方はワーグナーの影響を受けているとかなんとか。 >「ぐいぐい民衆を引っ張っていくようだ」
リヒャルトの作品の本質をついた発言
さすがモデスト! ショスタコーヴィチ→ミーチャ
ホロストフスキー→ディーマ
ロストロポーヴィチ→スラヴァ
のように愛称ないのかな?
ムソルグスキーだと普通だし、
モデストだと固いし…… 日本人のクラシックファン、器楽を得意とした作曲家を高く評価し、
声楽を得意とした作曲家の事は軽んじる傾向にある気がする
(両方書けたモーツァルトやフォーレやRシュトラウスも、どちらかというと器楽作品偏重)、
言葉の壁なのかなあ……
声楽曲こそ一番おもしろいジャンルなのだけれどなあ…… >>570
それはそうなんだけど、やっぱり言葉の壁は大変だよ
俺もムソルグスキーは好きだから歌曲もオペラも聴くけど
ヴォルフの歌曲やドニゼッティのオペラまでは手が回らない >>571
そして声楽がみんなからどんどん遠いものになってゆくと……
(´・ω・`) でもまあ、じゃあ日本語の歌曲や合唱曲を聴いてるかというとそうでもないから
本当の壁は言葉じゃないのかもしれない 言語音が全く聞き取れないわ([i] なのに口の開き方を見ると [ε~æ] だったり平気でする)、
ピッチはめちゃめちゃだわ(長3度と短3度が同じになる歌手はたくさんいる)、
そりゃ音楽が聞きたい人は避けるわな。
ルネサンスの声楽だとそういうことはまれなんだがね。 ムソルグスキーの愛称って…
自分で言ってるじゃん「屑屋」だと。 新国、そろそろボリスかホヴァンシチナをやってもいいのよ?(チラッ ボリス・ゴドゥノフの日本語版聴いてみたい
二期会で小澤征爾がやったらしい なぜか(記録には)存在しないフランス語版ボリス
https://www.youtube.com/watch?v=MFy0sGB9YTA
↑フランス語版ホヴァンシチナ断片があるんで、
ボリスがないわけはないのだけれど https://www.youtube.com/watch?v=TaeVOqQ1Xnk
検索したら見つけた
この曲(酒場のおかみのアリア)が単独で演奏されるはずがないから、これはきっと全曲盤 どこかに記録が残っていないものだろうか
全曲聴きたい あまりにも古い音源は海賊盤すらないから、放送音源を誰かがアップしてくれるのを待たないといけない ホッターのボリスも良いよ。指揮はヨッフム!全曲はないかもしれないけど。 セムコフの原典版世界初録音もいいぞ
タルヴェラがボリス 昔々ベルリンのドイツ・オペラで原典版ボリス、タラヴェラ主演で聞いた。
けどひっつぶれたような声で興ざめ。指揮はアルブレヒト。 ムソルグスキーが革命まで長生きしたら、きっと辛い思いしただろうなあ
ロシアの社会が変革するのを見なくて済んだのは幸せだったのかもしれない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています