都響やN響の時に書いたのにタンペレで書かないのは不平等だと思えるので書かせてもらう。
タンペレは今月19日のシベリウス2番を聴いてそして昨日が2回目だった。なんか変わって来たと思ったのが
団員の入場だった。19日なら観客が大きな拍手で団員入場を迎えていたのが、昨日はそういうふうに
しないように団員がそれとなく目で注意しているということが手に取るようにわかった。
バラバラに入って来て団員が練習をし始めて観客の拍手のタイミングをなくすという手法をとって
いるのかあと思った。これも去年来日したサンフランシスコなんてヨーロッパオケの対極にある
開演までの時間って感じだから団員入場の拍手についてはしようがしまいが観客の自由だと思っている。
でも自分は国内オケだろうが外国オケだろうがいっさい拍手をしないと決めている。なんでつまらないことを
クドクドと思う人がいるだろうけど、ちゃんと昨日の演奏会を聴いたということでクドクド書いてみた。
人数はコントラバス7人、オケ全体で80人てとこか。ロウヴァリは演奏中バーンスタインばりに飛び上がっ
ていた。あと昨日の客の入りについてのツイッターを見ると2割というのと3分の1というのがあった。
自分の席から見える範囲では3割強ということにしておこう。演奏については北欧一評判のいいタンペレであるから
それに応える演奏であった。(何人かの人が書いているようにそこからのプラスアルファーが今後の同フィルに
望まれることであろう。)昨日は途中で退席する人が何人かいたがその気持ちもわからなくはないが、
未知のオケををまだ聴いたことのない人で興味のある人は機会があればぜひ行って演奏を最後まで
聴いてほしいなあと思った。