大阪フィルハーモニー交響楽団  第513回定期演奏会。

 指揮 尾高忠明。

 モーツアルト 交響曲 39,40,41番。

 大阪フェステイバルホール 。 若干空席もあったが 9割位の客の入り。 盛況。

 とても良い演奏だと思いました。

 特に ヴァイオリンは良かった。 コンサートマスター: 雀 文洙。
 40番 4楽章は 全体として特に良かった。
 41番 4楽章は 全体として ちょっと今いち感もなくもなかった。

 40番は 日本人好みの「哀しい曲」 その「疾風する哀しさ」(小林秀雄)というのは余り感じなかった。
 41番は 音楽的には 東条碩夫氏のプログラムの解説のようになるのだろうけど、
  「長調でかなしみを表現する」曲でもあり、第四楽章は 「天国に昇るかのよう」(リヒャルト
シュトラウス)。

 無茶苦茶感動した ということもなかったが大変良かったでした。
聴き手の能力がないということでしょう。