1996年に運良くベルリン・シュターツカペレでクプファー新演出のローエングリーンを観た翌日頃、現地で岡本に会った。
クプファー演出のオランダ人同様にヒロインの夢という設定と思うかと尋ねたら、岡本は現地の新聞では考えさせられる演出と書いてあったと答えて明言を避けた。
ところが、帰国後に音友にしっかりヒロインの夢だと寄稿しやがった。
こちらは素人だけど、パクられたかなという感はあり、例の騒動の折にも岡本ならやりかねないなと思ったものだった。