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【神奈川】
音楽ホール 新設ラッシュ MM21地区 「世界最大」2万人規模など3つ 
2017年11月17日
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横浜市西区のみなとみらい21(MM21)地区に、2万人収容の大型アリーナなど
3つの音楽用ホールが新設される。
同地区にあり、J−POPなどのコンサートを開くパシフィコ横浜や
クラシック中心の横浜みなとみらいホールとはジャンルや収容人数で差別化を図る。
洋楽からクラシックまで、多彩なアーティストの音楽に触れる機会が増えそうだ。

同地区の海沿いに二〇二一年度、二万人規模の音楽専用アリーナがオープン。
建設・運営を手掛ける不動産会社「ケン・コーポレーション」(東京都港区)は
「海外の同じ規模の施設はスポーツと併用している。
音楽専用では、調べた限り世界最大」とする。

広さを武器に、海外のロックバンドなど集客力のある大物アーティストを呼ぶ予定。
外観は、水面に映る姿も意識してデザインする。
同社は「豪州シドニーのオペラハウスのような横浜のシンボルに」と夢を膨らませる。

前年の二〇年春には、チケット販売「ぴあ」(東京都渋谷区)が一万人規模のアリーナを開業予定。
同社によると一五年のコンサートの市場規模は約三千四百億円と一一年の倍に成長。
二〇年は東京五輪の影響で首都圏の会場不足が懸念され、「ニーズが多く、開業の好機」(同社)とみる。