OMF 来年のプログラム発表 小澤さん復帰に意欲
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音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)の実行委員会は7日、来年のプログラム内容を発表した。
今年は体調を考慮し、指揮を降板した総監督小澤征爾さん(83)と、世界的ピアニスト内田光子さんの協演を予定する。
実行委は同日、「今年は松本に行けなくて本当に残念です。でも、僕の心はいつも松本にありました。
来年は必ず行きます」とする小澤さんのメッセージも披露した。

日程、公演内容などの詳細は未定だが、
オペラの演目はロシアの作家プーシキン原作、チャイコフスキー作曲の「エフゲニー・オネーギン」。
前身のサイトウ・キネン・フェスティバル松本以来、客演回数最多の5回となるイタリアの指揮者
ファビオ・ルイージさん(59)がタクトを振る。サイトウ・キネン・オーケストラが4年ぶりに演奏する。
ルイージさんは、オーケストラ公演でも指揮する予定。

OMFはこの日、長野市で開いた「子どものための音楽会」で閉幕した。
有料8公演に計9543人の来場があった。
(9月8日)