カティア・ブニアティシヴィリ(いまだに名前を覚えられないw)
サントリー大ホール行ってきた

冒頭の熱情だけで十分満足した。

しっかり溜めがあり 音楽の感興を自分と観客と共同作業で作って行こうと
していることが分かる。
意味のない音が一つもない

普通のソナタ形式の音の合間合間に それには収まり切れない
感情・怒号・怒り・絶望・狂気・絶叫といった理不尽な世界に対する憤怒の
念を表現せざるを得なかった 表現できた
音楽史上空前の出来事であったことを実感できた

この爆発無くして後期の枯淡の境地も その後の印象派もプラームスも
なかっただろうことは確信できた

コーダのテンポ・迫力も圧巻だった

素晴らしい

ナンチテ