中世音楽研究の皆川達夫氏 古楽の普及・伝道に尽くす

4月19日に92歳で死去した中世・ルネサンス音楽研究の皆川達夫氏は16世紀後半、キリスト教布教のため日本に伝わった聖歌や、長崎の隠れキリシタンに歌い継がれた「オラショ」の研究で大きな成果を残した。
指揮者として合唱団を率い、ラジオ番組ではクラシック音楽、とりわけバッハ以前の音楽の魅力を柔和な語り口で解説していた。古楽の伝道師だった。(全文読めます)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59286310Z10C20A5BC8000/