>>198
40巻972です。
あまり教育的な曲ではないので、教則本には出てこないと思います。
難易度というか、譜面の混み具合だけで言ったら、6〜8巻くらいじゃないかと思いますが、教則本に出てこないと
いうことは、しっかりとした技術と音楽を解釈する力をつけ、ヴァイオリンの実力と音楽への自己見解を身につけて
から弾くべき曲だということになります。ピアノでも、一般的なピアノ教育課程では出て来ず、しかるべき技術と
「音楽性」を身につけてから自力でアタックすべき曲とか、技術のある人が遊びで弾くような曲集とかが出ています。

ですから、きちんと弾きたければスズキメソードは卒業し、合理的かつ伝統を踏まえたボウイングやフィンガリングを
自前で判断できるだけの経験値を積んでからアプローチすべき曲だ、ということになります。こう言われると、
残念ながら私を含めたレイトスターターにはかなり難しそうだということになります。

そうじゃなくて、先生に「やってみたいんですが」と申し出て、教えてもらいながらやるなら、さっき書いたように
6〜8巻くらいで手をつけるだけならできるかもしれません。先生によっては、お願いするとレッスンで取り上げて
くれたりはします。ただ、自分も曲をお願いしたことがあるのでわかりますが、教育的効果が高いのはやはり教本の
曲か、先生が自分の実力を伸ばそうと選んでくれる曲です。

そろそろ弾けるかも、と思ったら、こっそり弾いてみちゃうというのもアリかも知れません。大先生の別名と思われる
fstringsのpochi氏も、幼少の頃に耳コピーでメンコンを全部弾いて師匠に大目玉をくらっています。先生という立場の
人からは怒られて当然ですが、どうせみんなこっそりやっていて、そうした勝手な中から何やら修得したり、気づいたり
していると思いますので。