>>220
ロバート・キャンベルの日本語並みにヴァイオリンが弾けたら、ある意味本望ですよ。

ヴァイオリンの音程は、日本語で言えば「日本語的に正しい子音と母音を使うこと」くらいの話だと思います。
外国人は自国語の子音と母音のセットで、自国語のイントネーションに引きずられる形で日本語を話すので、
日本人が聴くと何を言っているのかわからなかったりします。
アグネス・チャンとか、フランス・ギャルの「夢見るシャンソン人形」の日本語版とか、日本語に聞こえません。

ロバート・キャンベルが偉いのは、多少ぎこちないながらも、日本人が聞いて確実に日本語とわかる発音で
(日本語の中の方言程度の誤差で)話せていることです。
しかし、そこにロバート・キャンベルが払った努力は並大抵ではないでしょう。万人にできることでもないでしょう。
おそらくロバート・キャンベルは、日本語ネイティブと同じように、流ちょうに話したいと思って学習し、もっと
日本語が上達できたらとどこかで思っているでしょう。
ヴァイオリンを、ヴァイオリンネイティブな人(まともなアーリー)が聞いて「これはちゃんとヴァイオリンの
音程の取り方だ」と思ってもらえる音程で弾けたら、素晴らしいでしょう。
しかしそうなるためには、プロになれるくらいの気合いで練習しなければならない。当たり前といえば当たり前でしょう。