ガーシュインにも色々なスタイルの曲あるから一概には言えない
ただ彼自身は一流のクラシック作曲家になりたくて仕方がなかったのは事実
「ポーギーとベス」を歌劇として作曲したのはその見事な結実
彼はこのオペラを完全に伝統的なオペラの作法で作り、アリアからフーガまで入れ込んだ
全てのオーケストレーションも自ら行い、スコアも完全に自分の手で書き上げた
だがしかし、そこに聴かれる旋律、和声、リズム全てが伝統的なクラシック風でもなければ当時の前衛音楽風でもなく、
完全にポピュラー音楽とジャズの要素からなっている