完売で空席を見つけるのが難しいくらいのギッシリだった。客層も年配の人だけではなく、けっこう
いろんな層が来ていた感じでややおばちゃん風が普段よりは大目だったか。マイクがけっこうたくさん
天井から吊り下げられていた。1曲目からラザレフのパフォーマンスが炸裂で、曲の最初と最後は観客の
方を向いてだった。2曲目のピアノのチャイコンは若いピアニストなのにペテランの風格があった。
1楽章が終わってパラパラと拍手、そこでラザレフが拍手を煽る。まあラザレフぐらいかそんなことを
するのは。3曲目はバイオリンのチャイコンで、今まで聴いた中では今日が文句なく1番よかった。
(これまで聴いたのはhttp://lavender.5ch.net/test/read.cgi/classical/1540818005/412
バイオリンソロは音程や演奏でモヤモヤするところもないではなかったが、圧倒的な曲想のとらえ方が
よく、ひきつけられた。オケの演奏もソロとバッチリと合ってよかった。1楽章のあとの拍手をまたまた
指揮者が煽っていてそこだけが残念だった。最後4曲めの白鳥の湖もオケの素晴らしい音で締めくくった。
ラザレフはここでも観客の方を何度も見て指揮したり、指揮台を降りて指揮したりと大忙しだった。