,大阪フィル ベートーヴェン 交響曲 第6,5番。
指揮 尾高忠明
 若干空席もあったが 9割位のお客様。熱演。大阪フェステイバルホール。
(1) 世界の異常気象 日本全国猛暑。関西も暑い。杖をついて大発汗ようやくホールに
辿り着き席につく。やれやれと思うと 6番は もうボーッと聴いていました。オーソドックスに
手堅くまとめたという感じ。指揮者が「なおれ」をするまで拍手も控えられて敬意が感じられた。
(2)5番も熱演。目が覚めた。金管も安定していたし、弦楽も躍動感があった。ただ、間一髪
ブラボーがあった。しかし、思えば5番をちゃんと演奏できないプロオケなんてありえないから、
チャンと演奏できて当たり前。
(3)指揮者は 「あと3曲」と肉声でおっしゃった。生きていたら行きます。
(4) 目が悪いのでよくわからないが評論家の東条碩夫氏が来ておられた。6番はひとりで聴いて
おられたが、5番は誰かお知り合いが来られた模様。田舎の演奏会も全国に発信してくださる
貴重なお方だから、大フィルももっと厚遇して、新地の姉ちゃんとか同伴させたほうがいいのではと
気をもんでいたところだった。
(5) 過去 フェステイバルホールに来演した人たちの写真を観ていた。年に5回は凄い演奏会
があった模様。この年になるまでこれらの演奏会の殆どに行っていない。カラヤンやバーンスタイン
、ウイーン国立歌劇場やドイツ国立歌劇場なども来たんですね。才能もなく何もしないうちに
老人になりました。暑い思いをして演奏会に来ても半分は寝ているばかり。今日は5番が
楽しめたのでそれで良しとしましょう。