@弦に対し45度の角度だと、必然的に、上から見て爪の右側で弦を弾く
 ことになるが、指の先端において左側よりも右側の方が力が入らない
 ために弾弦が弱くなる。
⇒弦に対する角度とタッチがどっち側になるのかは相関関係にない。
私自身手の角度を左に傾けたいわゆるセゴビア奏法を無自覚に使用していた後
右側にやや傾けて結果としてニュートラルになった時は右側でタッチしていると
思い込んだが、よく現象を確認すると左側のままだった。

 これは試しに例えば薬指の先端を机の上に左側(親指側)を押し付けて
 みた場合と、右側(小指側)を押し付けてみた場合とで、力の入り具合
 を比べてみたらわかると思いますが、右側よりも左側の方が力が入り
 やすいことに気付くと思います。
⇒これは思い込みでしょう。そもそも「押し付けて」弾くことはよくない。
合間で腕前端の重みを掛け指の筋肉は受動的に支え弦を外す作業にのみ
使うのであれば右左と力の入り加減は関係ないでしょう。

A45度の角度で指の右側(正確に言うと爪の右側寄り)で弾弦すると、
 弦と爪の接する部分の長さが 左側(爪の左側寄り)で弾く場合に比
 べて短くなる。
 これは右手を横に寝せているために、弦と右手の爪の接点が、爪の右側
 角のへりの部分しかなくなることを意味している。
 この結果、弦が爪の角にしかあたらないため、力の無いカチカチしたよう
 な音となる。
⇒右側で弾弦することが前提なので、関係ないが無理に右側でやればそういえる
のかも知れない。やる意味はない。
続くかも