昔から初見でほとんどの曲が弾けるようになっていたが
俺は初見でもこんなに弾けるんだぜという驕りがないとは言えなかった
暗譜なんかしている暇ないしそんなのは必要もない
という驕りと言おうか

ただいつも楽譜を見ないとほんの数小節も弾けないという不安
停電になったら何も弾けなくなるという恐怖(夜のステージなど)は
常にあった

また見た瞬間演奏に翻訳できるような曲と若干の選択の余地が残る
曲がありその場合の一瞬の選択の間が演奏の流れを途切れさせることがある
物理的にはつながっていても表現上躊躇が分かることは意識していた

ここ数年少しずつ暗譜をするようになり出来た曲は本当に自由自在に
弾けるようになるので気持ちいいことは事実