> 和声短音階の場合は、第7音のドに♯がつきます。
> 自然短音階の場合は、第7音のドには♯はつきません。
> 旋律短音階の場合は、第6音のシ♭に♮が、第7音のドに♯がつきます。

はい、そのとおりですね。
だから「ニ短調は、d moll。シとドが黒鍵。」という表現は間違いなのです。
自然短音階ならニ短調の黒鍵はシのフラット一つだけ。
旋律短音階ならニ短調の黒鍵はドのシャープ一つだけ。
つまり、ニ短調では常にシのフラットとドのシャープが黒鍵になる、というわけではないのです。
和声短音階の場合だけ、シのフラットとドのシャープが黒鍵になるのです。
なのに、>>36のように何の断りも無く「ニ短調はシとドが黒鍵」と書くのは、
「ニ短調では常にシのフラットとドのシャープが黒鍵」と読めるので間違いです。