音楽で、音が解るという事は、楽音が解る、という意味

楽音は、音程だけではなく、それぞれの音に付随する音色(物理的にはフォルマント)も含まれる
レイトでも、A線で弾いたFisとE線で弾いたFisの音が違うというのは解るだろ
フォルマントの違いを聴き取っているから、同じ音程の音でも違いが解る

A線開放弦の音色とA線Hが違うように、D、G、もそれぞれ独自の音色を持っている
楽器の特徴もあるが、開放弦との共鳴も音色を作る大きな要素になっている
当たり前だよな

クラシック音楽の楽曲は、それぞれの楽器のそれぞれの音に付随する音色を、
音楽的に上手く使っているから、名曲とされている
それぞれの音に付随する音色が関係なければ、
移調しても同じ曲、ということになってしまう
ヴァイオリンでは、長短だけではなく、イ長調とロ長調とハ長調は違う

フォルマントの違いは、高次振動成分の違いそのものだから、
>結局開放弦との高次振動成分の共鳴なんてバイオリンの音色に対して影響なんてないことがよくわかる。
これで「私は楽音が解りません」という意味になる