永遠の初心者レイトなんてものは「リア充」ブームにあやかろうとして、供給過剰と少子化で
行き詰ったバイオリン産業が金と暇を持て余している「リア充」層に食い込もうとして誕生した。
 「リア充層」とは、金にあかせて高級品で固めることを「充実」と考え、金をかければ全て解決
すると思っている。才能と努力の集積であるバイオリン習得とは本来相いれないのだが、生徒を叱咤し
て上達させるのではなく、単に金と時間を浪費させ、それを浪費と感じさせないトーク術を組み合わせ
て大人のバイオリン教室という商品に仕立て上げた。何しろ子供の生徒が集まらないから、「インチキ先生」
どころは一流音大卒までその市場に群がろうとしているわけだ。責任は受け入れ側にある