>>836
私は、父親がクラシック音楽のレコードをよく聴いていて、
小さいころから耳にしていました。
自分で探し求めて聴くようになったのは中学生からです。
それからはラジオから流れる音楽をかたっぱしにテープに録音していました。
結果、溢れるテープの量ですが断捨離はなかなかできません。
ただ、繰り返し聴くのは録音したその直後だけで、
CDをいくらか自由に買える身となった今はほとんど顧みないことが多いのですが。
私も指揮者はもアバドとカラヤンに特別な思い入れがあります。
他にはブーレーズをあげます。
私もバッハの「マタイ受難曲」はリヒターの録音が大好きです。
バロックに限らずピリオドに興味を示すも小さい頃の刷り込みなのか
CDを購買しても繰り返し聴くものはわずかです。
以下、私の愛聴盤です。
「無伴奏チェロ組曲」は私もフルニエ。
「ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集」はイタリア、後期は60年代から70年代のスメタナ。
「バルトーク弦楽四重奏曲全集」はABQ。
「ベートーヴェン交響曲全集」は私の場合はカラヤンの70年代の方。
「ブラームス交響曲全集」はベーム。
マーラーの交響曲の多くはアバドが指揮したもの。
「幻想交響曲」はミンシュ/パリ管。
他にエラートの60年代、70年代のドビュッシー、ラヴェルの室内楽作品集。
今のところ数少ない接することができた巨匠の生演奏として、
アバド/ウィーンフィルのベートーヴェンの交響曲の演奏会が今も鮮明に記憶に残っています。
レコ芸に限らずこのところの音楽雑誌は面白く感じられません。
己の感性が鈍ったのだという批判は受け入れますが、
それでもやはりメディアだけでなく音楽界そのものの活力が弱くなったと思っています。

2年前に軽いとはいえ脳梗塞になったとのこと、もう退院されたとのことですが、
これから寒くなるためくれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
最後に、ごめんなさい、私は宇野功芳さんが大嫌いでした。
いらっしゃらなくなってさみしく思うのが不思議ですが…。