ロジェストヴェンスキーが昇天したと知り、去年の読響のシャルク版ブルックナー5番のことを
思い出した。あの時は確かチケットは完売らしかったが空席がややあったように思う。あまり
人気のない5番でこれだけ人がいるのにオオッと驚いた。連休明けだったからだろう、
読響にしては最初なんとなく音がうまく混じっていないところがあった。(まあそれでも
2楽章あたりから少しずつよくなってはいた。)最後列に鳴り物がずらり、演奏は最初は
随分散漫だったが、最後にロジェヴェンが棒で譜面を叩いて爆笑、お開きとなった。
ブルックナー5番をその少し前にやった新日本フィルやN響より読響は曲のよさを伝えていたように
思った。それにしてもロジェヴェンはハゲ、デブ、「チビ」とからかわれてきたが実際に会場で観れば
少なくとも「チビ」でないことはすぐにわかると思うのだが