>>322
お前さんが言った>>314
>「○○主義はそういうものではなく、これこれだ」といった説明があったら、それを書いた人はその信奉者であると思い込むのは、早とちりというもの。@
>お前は、自分の信じる思想しか知らず、A
>それ以外は全部同じに見えるのだろうが、それでは学者とかジャーナリストとかは成立しない。B

@に対しては
>>302で私が書いた一文、
>なぜなら私はマルクスを理解した上で、そもそもその思想を認めていないからね
が示しているところを敷衍しておこう
全く私はマルクスの種々の著作を読み、私の私淑するヘーゲルなどとも比較の上で
マルクスを客観的に理解し、その思想を縷々説明できるが、もちろんその信奉者ではない。

わたくしはバーク保守主義の信奉者であり、かつ教会に通うキリスト者だから、
マルクスの人間中心主義かつ唯物論的な歴史観には当然反対の立場である。

したがってお前さんの@の指摘は私には全く当たらない。

さかのぼって大先生の書いた>>290であるが、
>マルクス主義を理解していたら、日本共産党がマルクス主義政党で有る事が、只のレッテル誹謗に過ぎず批判対象に成らない、って解る?

この一文は全く稚拙な日本語であって、私が>>302で言ったごとく、マルクス主義を自称している政党やセクトに対し
マルクス主義だと言ったところでレッテル誹謗にならないのは当然である。
私はこの一文のイイタイコトは、共産党より左の所謂新左翼などのセクトの方が
「真のマルクス主義の理解者」である一方、共産党は「偽のマルクス主義」なので、真のマルクス主義たる
「さらに左」からの批判に弱い、共産党をマルクス主義だと言ってもそれは当たらない、といった内容であろうと推測した。

一般にこういうことをわざわざ言うからには、「真のマルクス主義」である「さらに左」の側に大先生は
シンパシーを持っていると考えても、それほどおかしい事ではないだろう。