【20世紀】近代フランス音楽総合スレ4
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6人組のスレを総合スレに転用してやってきましたが、今度は名実ともに総合スレにしました。
他スレと多少範囲が重なりますが、19世紀末〜20世紀を目安に、幅広く語りましょう。
次スレです。
関連スレ、過去スレは>>2-3あたりに。
【20世紀】近代フランス音楽総合スレ3
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/classical/1286271601/
前スレ
【20世紀】近代フランス音楽総合スレ2
ttp://jfk.2ch.net/test/read.cgi/classical/1171006858/ >>315
成功によって本人の中にとっての作風がひと段落したんだね。きっと。 時代も変わって、「春サイ」みたいな音楽が時代の空気に合わなく
なってきたのでは?
オケが大編成だというのも、その一つ。
ストラヴィンスキーは、そういうことには敏感な人だったと思う。 第一次大戦以後大きなオケがまともに使えなくなったからな それにしても「兵士の物語」はないだろう?
あれは 笑わせるだけ 他に笑わせる音楽がどれだけあるんだ?って点で重要なのだ 顔の話があったけど、ルチアーノ・ベリオの
ダメオヤジっぽい顔付きは何とも良いね 「鶯」がストラヴィンスキーの初期の様式の最後だろう
その後は時代が変わってしまった。
彼の変節は時代の変化にも影響されている 新古典主義時代のストラヴィンスキーの作品群は
ひと言で言うと「無味乾燥」 音楽が感情を表現するという迷信へのアンチテーゼの意味もあって、あえてそういう印象を与えるように作ってある。
音楽を妄想のための契機としか考えない人たち、一小節でもリズムが正確だともう耐えられないような人たちは、この種の音楽を嫌う。要はロマン主義者のことだ。 例えばルーセルのシンフォニーはあの時代の代表的な新古典主義の作品だが
エモーショナルだし、何度も聴いても良い。
とこれがストラヴィンスキーの新古典主義のものは、いつまで経っても
馴染めない。かんなクズを食っているような味だ。 >>328
ルーセルとストラヴィンスキーを逆にすれば自分の意見と同じになる。 >>329
音楽の創作でも味盲みたいな人もいるようだ。
ストラヴィンスキーは急速に味付けが怪しくなったコックみたいだ。
彼は病気になったんじゃないのかな?
「火の鳥」を何回も改作しているが、ムダな時間つぶしだようだったのでは
ないのか?
改作して良くなったのでもないし才能の浪費、というか、才能が枯渇し出し
のかな。 >>330
ストラヴィンスキーの初期作品の改作については、著作権保護期間をできるだけ引き延ばすという目的があったとも言われている >>329
ルーセルが馴染めないのは当然
彼は 「火の鳥」とか「春の祭典」みたいな大衆受けを狙った曲を
書いていないから。
ルーセルはシンフォニストの大家
「バッカスとアリアーヌ」がバレー曲だから俗受けする、と
言っても そんなに人気があるのでもない。 >>331
なるほど、ストラヴィンスキーは法律を学んでいたから、そういう点
については敏感だったのか
頭の良さは、そっちにも発揮されたか >>333
ストラヴィンスキーが音楽家が著作権と関わることを意識するようになったのは渡米後ではないだろうか?
渡米してガーシュインが自作に対する著作権によって大儲けしているのをみて
驚いたようである。ヨーロッパでの音楽活動中はそういったことはストラヴィンスキー自身も
おそらく周りも無頓着だったのだろう。 ストラヴィンスキーはガーシュインの商売上手に刺激を受けた
んですね。彼のようにカネを稼ぎたい!
そんな経緯もあって、彼は故国ロシア(ソ連)には帰らなかった。
亡命先の米国で贅沢な暮らしが可能になったからだろう。
プロコフィエフがソ連に戻ったのと対照的だ。 戦争と革命が絡んでいるからそんな単純な話じゃない
伝記ぐらい読めと言っておく 伝記か・・・
そういう類の本は著者の「ヨイショ!」が含まれるから、ちょっと
眉唾な箇所もあるだろう。
まぁ、内容を信じるほかないか(笑) ルーセルは緩徐楽章が苦手。
色彩豊かにやろうとしてごちゃついてる印象。 >>338
初期のバレー曲「くもの饗宴」は淡彩画みたい
あまり演奏されないけど その後の彼のゴツゴツした作風とは全く違う、
ドビュッシーやフォーレのオーケスラの小曲みたいに きれいな曲よ >>334
ストラヴィンスキーはおしゃれだったよ、見出しなみに気を遣った。
だいたい、服装に気を配らない作曲家は良い曲を作れない。
ラヴェルが服装に異常に気を使ったことは有名だが、彼ほどでなくても
有名作曲家は同様な傾向はある。 >>341
シューベルトとか、いかにもそのあたりは無頓着な感じがするけど、どう思う? 若い頃のベートーベンはおしゃれで相当身なりに気を遣ってた。
後年は浮浪者と間違われて逮捕されたことがあるらしい。
つまりは、服装に気を配る人かどうかと、いい曲を作れるかどうかは無関係で、ベートーベンがまさに反例。 >>344
ベート―ヴェンは晩年は耳が不自由になって、そのため
服装にも気を使わなくなったんだろう。
もう、彼は押しも押されもしない「大家」になっていたから
服装なんかどうでもよかった。 >>346
Brahms の晩年の言葉などを読むと少し「認知症気味かな」と
いう感じもする。 多少だけどね。
さすが作曲技術は衰えていないし、まぁ天才性は変わらない。
非常に悲観的になり、不平不満だらけの話っぷりだとか。
当然、服装も無頓着になっただろうね。 >>347
亡くなった当時63歳だから、若年性認知症ってこと?
そうは思えないなあ
認知症ってのは感情の動きとはまた別のものだし、悲観的とかそういうのとは違う >>349
曲を作る上では細心の配慮が見られる、「完璧主義者」なのにね。
晩年の長いヒゲは、ヒゲ剃りを億劫がったからかもしれない。
この人は結婚していたら、もう少し長い生きしただろう。 ベートーヴェン、チャイコフスキーは50代で亡くなっているし、
ドヴォルザークも62歳だ。
そういう人たちに比べると短命とは言えない。 >>341
ストラヴィンスキーの話に戻るけど、この人は98歳まで生きた。
それも創作欲は保ったままでだ。すごい人だった。長生きしても
ぼ〜として日を暮らしていない。
R・シュトラウス、サン=サーンス、ヴェルディなども創作力が衰えていない。
R・シュトラウスはヒットラー政権の大臣にならなければ、もっと長生きして、
良い曲ももっと書いただろう。晩節がちょっと残念な感じだ。 >>353
誤記の訂正、
ストラヴィンスキーは98歳 → 88歳 まで生きました。
でも、作曲家としては長生きした人です。 シュトラウスの晩節が残念だって?
メタモルフォーゼンや四つの最後の歌を認めない立場かね だから、大臣の仕事をやっていなければ、その分の時間を
作曲に回せて、さらに名曲を書けただろうということ。
天才には二通りあってね、早々に枯れてしまう人と、死ぬ間際まで
能力を発揮する人と。
シベリウスは作曲の筆を止めてから何年生存したかね? ああ、そういうことね。失礼した
たしかにシュトラウスの体制順応は褒められたもんじゃない
シベリウスは完璧主義の性格が災いした感じかな >>358
ロッシーニは享年が78歳。あの当時としては長生きだったんだ。
トリュフの栽培と美食のために後半の人生を使った。
うらやましい一生だな >>361
ただしシベリウスとは違ってオペラ以外の作曲は続けていたけどね
特にスタバート・マーテルと小荘厳ミサの2つの宗教曲は傑作 一方シベリウスは完全引退
自作の編曲以外は音符は書いていない模様
それでいて90歳過ぎまで生きてたから、ロマン派的作風なのに著作権が切れたのが21世紀になってから イタリアのオペラ作家は短命だったベッリーニ以外は、わりに長い期間を
作曲に費やしているよね
オペラが主、他のジャンルの曲は従 >>364
最近の日本では、90歳を過ぎても新作を出版する作家もいるけど、
ちょっとどうかと思う。
もちろん、内容が良ければいい。晩年の吉田秀和翁の諸作などは、
さすが文章力を衰えていないし、レベルが下がっていなかった。
しかし、筆力がドンドン低下している作家がぶるぶると震え
老いの手で書いた作品も、ときどき見受けられる。 老齢作曲家の曲の中では、フォーレの夜想曲13番が特に好きだな
サン=サーンスの晩年室内楽みたいな柔らかさがあまりないところがいい
フォーレはあくまでフォーレ、サン=サーンスはあくまでサン=サーンス 天才作曲家というのは、一種の精神病だって
20世紀初頭のイタリアの学者が書いていたな。
ま、勝手な妄言かもしれないが、実例を上げているから説得力は
あるね。 天才だの霊感だのを祀り上げるロマン主義というものが一種の病気なだけ
ゲーテが言ったようにね シューマン、ベルリオーズ、ワグナー、マーラーは病気だったわけで 病気と言っても、「ほとんど病気!」的な病気。
ビョ〜キって感じでR 吉松隆なんかもいまだにそんな感じの天才論ならべてるよな
欠落してるだけ天才なんだ!って >>371
病気と言っても、頭の病気です。
脚が悪い、腕が痛い、胃腸が弱いなどとは関係ない病気です。 「21世紀に成る頃、近代フランス音楽は日本でも大人気になってるはず!」
と昭和の頃に予想してたが、完全に外れたな… >>374
昭和の勢いがあった頃たよりも不景気だったし今は志もセンスもパッとしてないんだから
近仏エスプリものが流行る土壌はさらに薄くなっているといわざるを得ない
バブル期に節操のないおかしな踊り方をしたのが間違いの元だったな おまけにガラパゴス化して大抵の日本人は自国の娯楽だけで満足している始末ですよ
例外なのは英米の歌謡曲とかアメリカの映画くらいかな シャングリラにでもなれればまた話は別
意外と西洋人は真に大事なものが分かってなかったりもするからね 今月の或る日本の一般紙に、こんな投稿が載っていた。
こんな内容。
先日ドイツの音楽コンクールに出場した。海外での演奏は初めてで、自分の
演奏がどう思われるのか怖かった。
しかし舞台に上がった瞬間驚いた。アットホームで温かい。日本の厳粛な
雰囲気とは反対だ。「私の音楽ができる」と思った。
客先と一体で至福の時間を過ごし、何かが込み上げてきた。 >>379
私は感性で弾くタイプで、その時弾きたいように弾くというスタイルだ。
日本でこれはあまり評価されない。だがドイツで受け入れられた。
本来の音楽とはこういうものだと知った。ミスをせず綺麗に弾くのは
ささいなこと。重要なことは「楽器を弾くこと」ではなく、人間が全てを
尽くし「音楽をすること」だ。
********
まだ若い音楽家の感想文だけど、共感した。
日本の音楽家の演奏は多くは死んでいるみたいだな、と思ったいたから
こういう文章は珍しいなと感じた。 弾きたいように弾かれては作曲家は困る。
特に初演なんてそういう人には絶対に任せられない。
そういう人は演奏家とはみなしえない。 >>381
現代日本の芸術性の限界を宣言している意見だな
だから、日本の演奏家は詰まらない、てか音楽性が不足しているw ロマン主義者は、テンポがランダムに揺れ動くと、美しさを感じるらしい。
彼らにとってインテンポほど耐え難いものはない。テンポだけではない。メロディーラインは伴奏より常に0.5秒から1秒ほど遅延するのが彼らのスタイルだ。
正確に演奏して初めて魅力を発揮する音楽が存在するとは、彼らには想像もできない。実際にはほとんどの音楽がそうなのだが。
彼らの理想形はロマン主義型のマエストロである。すなわちメンゲルベルクであり、フルトベングラーであり、現在ではティーレマンである。
彼らは偉大な作曲家を称賛するふりだけしながら、彼らの作品を好き勝手に改変し、自分のキャリアのための踏み台にする。
彼らは暗に言う、「素晴らしいベートーベン! だが、彼のソナタにはリタルダンドが足りない。私が全ての小節にリタルダンドとアッチェレランドを付け足した。ベートーベンより私のほうが、音楽がわかっているのだ。」 >>381
ピーター・セバスチャンの呪いに掛かってしまった人だね
可哀相だが芸術は諦めてスポーツ選手にでもなったほうがいい 作曲家の楽譜通りに弾いたらどうなるか? ねぇ・・・(笑)
プロならよく知っている。
日本人の理想の演奏は『楽譜に忠実に』だ。
だから、それをやっている日本人演奏家、楽団の音楽性が魅力ないのは、
当たり前だ。 弾けないただの聞き専が弾ける演奏家様に物申す滑稽さよ
俺はピアノがそこそこ弾けてチェロならセミプロ級だけど
演奏家は聞き専如きの戯言なんぞ鼻で笑ってるんですけどね、ただの消費するだけのキモオタさん >>387
ん?そのOって何者?
俺は桐朋で毛利先生に師事していたSだけど? 桐朋出てるのに何でプロにならなかったの?って愚問が来そうだから先に答えとくけど
俺は家業が不動産業営んでて、在学中におやじが死んで長男の俺が継がないといけなかったんで
プロにはならなかったけど、
今でも招かれて演奏して謝礼をいただく程度にはそこそこ弾けるよ 君らもプロに物申すならなんでもいいから楽器を弾けるようになってからいうことだね
何も弾けないのならだれでもできる声楽でもいいから
その方がずっと君らの無味乾燥なネットでいきるしか能のないむなしい人生も充実するよ 楽器をしらねえクセによく偉そうにこきやがるな
嘘松丸出し丸バレだよケッ 毛利伯郎の弟子がこんな肥溜めで毒づくとか桐朋の権威も地に落ちたものだ >>393
ほんとこれ
このスレは分かっている振りをするわかっていない素人がわかった風な口を聞くスレなのに そういういいわけがいっちゃんしょーもないんじゃヴォケ 今、テレビ朝日のサスペンスドラマで、犯人の告白シーンのバックに淡々とフォーレのエレジーが流れている
ぴったりだな ロパルツだいすき
あんな感じの土臭いフォーレのような作曲家ほかにいる? 全然違う感じの土臭さならタンス鰻にあるが…
なんだろうね、野良着を着ていてもカッコイイ服、みたいなおフランスな土臭さではないんだな。 シラク元大統領が亡くなった、
残念です。
日本通、大相撲のファン、日本の古い美術品にも精通していた。
86歳。 サミットに出席するような主要な国々のトップで、シラク大統領レベルの
教養がある人はいないね。
トランプ駄目、プーチン駄目、習近平ダメ!
もちろん・・・安倍はダメ、文大統領もダメ。
フランスの大統領はすごいエリートだけど、教養はどうか????
イギリスの首相もダメ!
あれだけ教養のある人物はいないわね。
ってか、 >>401
今の首脳はそうだね
かつてはドイツのシュミット首相とか、いたんだけどねえ メルケル氏はどうよ
ローマ法王にフルトヴェングラー全集を送ったりしているそうだ >>403
フルトヴェングラー全集を「法王さま」に贈ってどうなるのか?
それが政治家の「教養」の証明になるのか?
愚かな話題だよ メルケルが送った相手は今のフランシスコか先代のベネディクトゥス16世のどっちだい? アンセルメ指揮スイスロマンドのマニャ3を聴いた
三種聴いた中ではこれがベストかな P.Bernac と F.Poulenc の歌曲録音、ホモボモしく響くな。 歴史にタラレバは禁物だが
ラベルはWWTと交通事故さえなければなぁ
まあフランクやショーソンやマニャール
みたいにならなかっただけマシだったのか
どうなのか ラヴェルは脳外科手術をうけた。wikiを信じるなら、脳外科医は萎縮した脳を膨らまそうとして生理食塩水を注入。そんなことしたらだめだろ >>408
でも第一次世界大戦がなかったらクープランの墓は生まれなかった フェリックス・メンデルゾーン「せやな カネやない」 >>408
フランクは事故死ではないだろう? 彼は病死した?
ショーソンは自転車事故で亡くなった。本当に残念だった。
>>409
執刀した医師はパリでは名医とされていたらしいが、評判倒れだ。
「誤診」と言うより「手腕の不足」じゃないのか? 患者を死なせて
しまったら名医も糞もない。 >>415
ショーソンは事故死ですよ、即死じゃなかったかな。
なにも自転車事故で死ななくてもいいのに。
自殺した作曲家はいるかな? >>416
自殺ならばベルント・アロイス・ツィンマーマン
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