諸井誠さんが夜遅く電話をしてきて、酒をおごるから出て来いという。
指定されたホテルに行ってみると、今度の作曲賞受賞について
君を押す人もいたけど、わたしが落としたからね、という話だった。
受賞祝いならともかく、落としておいて酒をごちそうするとは。
とはいえ、先生には大変お世話になりました。と余計なことを言ってしまいました。