Disc74-75 ヴェルディ:歌劇『リゴレット』全曲

Disc18-19の71年盤から18年を経た、2回目のセッション録音
タイトルロールのヌッチが、哀しく凄味ある歌唱を聴かせる名盤

イタリア人のパヴァロッティは、伊語オペラばかり歌った
比較されることの多いドミンゴは言語的レパートリーも広く
イタリア語、フランス語、ドイツ語、ロシア語の作品も歌った
それら全てに於いて、高い評価を受け欠点のない稀有な歌手

カレーラスも加え、三大テナーという言葉が一般的に広く知られるが
白血病から奇跡的に回復した、カレーラスの快気祝いの意義が大きい
90年サッカーワールドカップ・イタリア大会でのコンサートが全世界で放送
三大という言葉が独り歩きしてる感が強く、三人の個性と特性は大きく異なる