【デブヤンさんの思い出】

カラヤンとカラヤン・ファンを鼻で笑っていた頃のデブヤンさん、
当時高く評価をいたのがシェルヘン、ミュンシュ、そして本命が朝比奈隆だった。
典型的な朝比奈信者、自他ともに認めるヒナラーで、一時は熱心に大阪詣もしていたらしい。
蛮声ブラボーをがなり立てるのが得意で、いくつかの音盤に雄叫びを残しているとか。
1994年7月24日収録のキャニオン盤ブル8、拍手トラックで「いいぞぉーっ!!(?)」と喚いたり、意味不明の奇声をあげているのが何を隠そうデブヤンさんだそうで、
当人が「アレ、実は私なんですねぇー。あはは。あの歴史的名演と共に、私の声も永久に残るんですよ。いゃー、光栄ですねー」などとニタニタしながら自慢していた。

羞恥などというケチ臭いものとは終生無縁の人だった。