高嶋ちさ子 名作曲家をバッサリ 2日で3通のラブレター「とにかくしつこい」

 バイオリニストの高嶋ちさ子(50)が19日放送のテレビ朝日「題名のない音楽会」(土曜前10・00)に出演。「作曲家はダメ男が多い」という独自理論で、ベートーベン、ブラームス、チャイコフスキーといったクラシック界の巨匠たちをぶった切った。

 「高嶋ちさ子のわがまま音楽会?粘着質な作曲家にダメ出し編」と題して、高嶋の持ち込み企画として、クラシックの名作曲家たちのダメ男っぷりのエピソードを紹介し、その部分が曲に反映されているところも詳しく解説した。
テーマは「粘着質な作曲家」。高嶋も「とにかくしつこくてネチネチしてもう…」とつるし上げる気満々。司会の石丸幹二(53)も「厳しい回ですね」と苦笑した。

 ベートーベンについては「コーヒー豆の数は1杯60粒。毎日ネチネチと数えていた」「1人の女性にラブレターを2日で3通も書く」などとエピソードを紹介。
高嶋は「しつこいですよ。今の時代にLINEやってたら、ハートが飛び出るスタンプをガンガン送ってたと思いますよ」とバッサリ。
粘着質が曲にも出てしまっているものとして代表曲である「交響曲第5番『運命』第4楽章」のエンディングを挙げ、「これは終わるのっていうと終わらない。聴いているとムチ打ちになりそう」と斬り捨てた。
「私はせっかちだから早く終わってほしい」と“スバっと男風”に30秒近くあるエンディングを10秒に独自アレンジして見せる場面もあり、指揮者の原田慶太楼氏も「気持ちがいいですね!」と納得の仕上がりだった。