ハンス・ロット hans rott
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なかったので立てました。
彼がもう少し長生きしてくれてたら、現在のクラシックコンサートはもう少し賑わっていたんじゃないだろうか。
4月21日のクラシック音楽館でパーボの1番が放送予定。
ttps://www4.nhk.or.jp/ongakukan/x/2019-04-21/31/16086/2039075/ >>55
ウィキにはあんたと正反対の事が書いてあるが、交響曲としてのまとまりには欠けるとはおもうが、
ビゼーも夭折してる割には、個性的で何度も聴きたくなる曲を作曲したもんだと思う。
ロットは多少冗長な部分があるが、ビゼーには無いと思う。 ロットが冗長だと言われるのはブルックナーから続く強いワーグナー成分のせいだろうなぁ。 >>61
ロットもビゼーも構成力が無いのは共通しているが、似ているとかは別として、
ビゼーの「ローマ」の方が作品としての完成度は高いと思う。ビゼーらしいオーケストレーションが既に確立されているんじゃないかな?
ロットはロットらしさを確立できずに亡くなったんだろう。 ブルックナーの交響曲第4番、5番、特に第8番は全体的なまとまりとしては極めてうまくできている。第9番の楽章間も素晴らしい緊密な結びつきを示している。第6番、7番の問題点は終楽章にある。彼ほど変わらず一貫性を持ち続けた者はいない ビゼーの「ローマ」交響曲病みつきになる。
ビゼーらしい旋律が次々と出てきて思わず三度も四度も聴き返した。
その後、ロット聴いたらつまらなく感じてしまった。ブルックナーやマーラーやブラームス的なところまであって、とりどりだが、
それだったら、ブルックナーやマーラー聴いている方がやはり楽しい。
夭折しなかったら独自の作風を確立したのかもしれないが、果たしてマーラーを脅かす存在になっていたのだろうか? でもあれが無かったら「巨人」は随分違う形になってたんじゃ無いか? ハンス・ロットの交響曲第1番すごく良い
第1楽章の主題が感動的でカッコイイ
そしてマーラーがこれをあからさまにパクってるのがよくわかったw
若くして亡くなったのが本当に惜しい才能だな >>59
ビゼーは天才だな
17歳だったかで書いたハ長調交響曲、80年くらい埋もれてて
見つかったら世界中のオケのレパートリーになるって
ホントにかわいさあふれる、魅力的な曲だ ブーレーズ/ウィーン・フィルでDGGにいれて欲しかった >>68
でもやはり「ローマ」の方が俺は好き。
交響曲ハ長調も17歳とはとても思えないほど颯爽としているが。
ロットも長生きしていたらビゼーみたいな天才と言われていたんだろうか?交響曲一番を聴く限り、いずれマーラーに抜かれていた様な気がするんだけど… ロットは親が俳優だったっていうからオペラ寄りの作曲家になってたかもしれないね。
ワーグナーやベルディと肩を並べるような存在になった可能性は十分ある。ブルックナーはそれ以上のものを期待していたような気もするけど。 ロットは作曲の才能はあったかもしれないが、芸術家としてのエゴが弱すぎた。近代の芸術家としては、やはり大成は無理だったろう。総合芸術たるオペラなんて、弱いロットにはなおさら無理。 TVで聴いたロスフィルのジョン ウイリアムスのような作品と比べると
未来を切り拓こうと言う意欲の感じられるロットの作品は清々しい気がする
ジョンの作品を罵声を持って報いるわけじゃ無いが同じく映画音楽を書いた
伊福部昭と比べても資質の差が歴然 ビゼーも決してエゴが強いタイプじゃないよね。まあだからこそ両者の歴史に埋もれていた交響曲が純粋で美しいのだろうけど。 >>75
ビゼーはエゴが強いとは言えないが、かなり早熟な感じ。ビゼー色を存分に感じられる。
ロットは彼らしさが出ないまま亡くなったのではないか?もし長生きしていたら、後世に名を残す大家になっていただろう。
曲を聴きながら、そういう想像をするのも楽しい。 ビゼーはローマ大賞
ロットは無評価
曲を聴くかぎり運命のいたずらとは思えない 早熟と大器晩成の違いという事もあるだろ
マーラーより控えめの所に好感が持てる❤ ハンスロットって姓名で一つの苗字みたいだよな
ハンスリックっみたいだ >>78
マーラーの先駆的役割をしたと言われるが、
マーラーから生気を抜いた様なロットの音楽はロットが生き続けたとして、どう展開する可能性があったのだろうか?
マーラーより控え目な表現がどう進化出来たのだろうか?
ロットが居なければ、今日のマーラーの音楽は全く違う様相を呈していたのか?
ロットの交響曲はもう何度も色々な演奏できいてみたけれど、もう何曲か交響曲があればわかる事もあるだろうにといつも考えさせられる。 ロットよりマーラーに生気を感じるとは意外だ。感じ方は人それぞれだが。
ところでロットって現代に生きてたら頭をモヒカンにして鋲付きの革ジャンを着てアメリカンバイクにでも乗ってそうな顔つきだよね。 >>81
マーラーの「巨人」とロットの第一を比べることになると思うんだけど、それだったら生気が感じられるのは当然「巨人」でしょ。
「巨人」は完成度、精密さ共にロットを上回っている。
仮にマーラーがロットからヒントを得て作曲していたとしても、魅力的なのは「巨人」だと思うんだけどね。
まさかマーラーの他の作品とロットの一番を比較した訳じゃないでしょ?
生気をどう捉えているのかがよく分からない。
私は「巨人」に限っては生気溢れる交響曲だと思っているのだけれど…
それにロットのデリケートな性格からモヒカン革ジャンを連想する事は出来ないけどね。
まあ色々感じ方があってもいいし、ロットって早世しているから想像をかきたてられる面白さもあるんだろうけどね。 生気と言って良いかどうか判らないけどマーラーは
「生」への執着は強く感じられるけどな >>82
モヒカンの件は置いといて、巨人の1,2楽章は生気を感じるけど、3,4楽章は死と狂気って感じだね。3楽章は葬送行進曲だし。。。
ところでマーラーといえば7番の4楽章でマイスタージンガーの引用をしてるけど、ロットもジュリアス・シーザーで引用してるんだよね。
https://www.youtube.com/watch?v=46oBNMFnXd8
引用の部分は少し似てるけど、その後の響かせ方は完全にロットのものだとわかる。やはりオルガニストだ。 >>84
「巨人」と言うのであれば、葬送行進曲は4楽章。。。 自分はロットに冗長さは感じないがマーラーには感じる。巨人でも3楽章を聴くたびに「もうええわ!」と思うところがある。意図的な表現かもしれないけど。 >>86
変わった人と思うけど、こればかりは主観の問題だからなあ。俺は逆でロットは冗長だな。
マラヲタではないから、全面的にマーラーが好きなわけじゃないけど… 巨人の3楽章はアホみたいなメロディが延々と続くものだからいつもボーッとしてくる。うつらうつらしてるところにあの4楽章が始まるから毎回かならずビクッとする。マーラーは確信犯だと思うけどねw 最近特に第3楽章中間の静かな所を聴くと郷愁を覚える
ランニングシャツに麦わら帽 虫取り網を持った子供が
夕焼けを眺めてる そんな風景が漠然と瞼に浮かぶ
不吉なピアニシモのバスドラム ロットのスレに来る人は色んな意見持ってても罵り合いにならないからいいなあって感じる。
自分も含めてなんだかんだ言いながらもロット事を気にかけてるんじゃないかな?
普通のクラヲタじゃない素朴というか純というか、結局はロットの事が好きなのかな?
間違ってたら叩いて貰っても構わないけどね。 ロットの音楽を愛する人は下らないマウントの取り合いからは解放されてるのさ。 ロットの交響曲は、まだ習作的な稚拙さもあるにはあるとおもいますが、
十分に次世代への橋渡し的な役割も果たしているので、魅力的だし、楽しい仕上がりになっていると思います。
当時のプロの作曲家や聴衆には奇異に感じられたかも知れないかもしれませんが… >>94
だって音楽院の卒業制作で作った曲でしょ?
若くして亡くなってるから推敲も出来なかったのでは Rottはお父さんの芸名で本当の姓はRothらしいけど、ロットもユダヤ系だったのかな。
自分がマーラーの音楽を聴いて「これがユダヤの旋律か。すげえ!」と感動していた箇所が実はロットの引用だったりしてよくわからなくなっていたんだけど、
二人共ユダヤだったのなら色々腑に落ちる。 >>95
時代背景もあるからいくらロットが才能があったとしても、モーツァルトの同時期と比べるのは酷ですよね。 もしユダヤだったらユダヤ系指揮者がこぞって取り上げているはずだ ロットの出生地域はウィーンのユダヤ人街だったみたい。
ttp://dpbmss041010.blogspot.com/2010/07/revisiting-hans-rott-1858-1884.html
父親が芸名をRottとしたのは当時のユダヤ人への風当たりの強さからかもしれない。
ユダヤ系の指揮者がロットの曲を取り上げるのはこれからじゃないかな。マーラーよりはるかにワーグナー臭キツイからユダヤ系という認識はあまり広まってないんじゃない?
キリル・ペトレンコあたりが取り上げてくれないかな。 バーンスタインあたりがロット振ってたらどんな演奏になってたんだろう? そもそも「ユダヤ系」って何だ? 海外でもそんな言い方するのか
ユダヤ人指揮者とユダヤ系指揮者の違いを誰か説明してくれ
ユダヤ教を信奉してるかどうかだけじゃねぇの 島国で無宗教の日本人からは遠すぎる感覚なので定義は曖昧。
銀行制度のできる前から高利貸しみたいな商売をする人たちが多かった。
長い間虐げられてきた歴史があるから選民思想があって独自のネットワークを持ってたりするから疎まれて18世紀までは居住区が隔離されててマーラーも子供の頃は自由に引っ越すことができなかったらしい。 >海外でもそんな言い方するのか
思いっきりするよ
jewishでググってみればわかる jew, jewish ユダヤ人
jewish origin/ethnicity ユダヤ系
でどっちにも使われる ブルーノ・ワルターも本人はキリスト教だけどユダヤ系ということで迫害されアメリカに亡命した。
ロットはオルガン奏者だったということだから本格的なユダヤ教徒というわけではなさそうだけど、教会でのオルガン奏者としての職を続けられなかったのはやはりユダヤ系という所が災いしたのかなぁ。 3楽章はユダヤっぽいが、交響曲で粘っこい、ユダヤの民族臭みたいなのが表現されたのは初めてじゃないだろうか。その意味ではマーラーは確かに二番煎じだ。 ユダヤ音楽と言ってもユダヤ人は世界中に散らばっていったわけで、各地の文化や楽器の影響も受けているのだから特徴もよくわからんわ。
でもこの動画の音楽を聴くとロットやマーラーに近いものを感じるような気がする。ロシアのユダヤ音楽だけど。。。
Amazing Old Russian Jewish Music Video https://youtu.be/KkMyEAJEmo4 マーラー1番は何よりもブルックナーの3番から影響を受けてるんだけどな
本人もそれを認めている >>109
3:30あたりからの曲は巨人の3楽章が始まりそうな感じ。 ロットのエピソード知ってから、ブラームス嫌いになった 逆に、よっぽど豆腐メンタルな奴には注意しなきゃ、と学習した。 何十年と苦労続きでも、評論家に叩かれ続けても、女に振られ続けても、めげなかった師匠
一言でめげてしまった弟子 と言っても師匠の場合は交響曲書き始めた時点で既に国立音楽院の教授であり
音楽家としてそれなりの地位にあったからな
でもハンス・ロットは音楽院の一学生に過ぎないんだから
大物作曲家に罵倒されたら精神に異常きたすのも分からんではない 師匠は大尊敬するワーグナーに3番を献呈しに行って受け入れられてるからなぁ。
ロットの場合、同じような場面で君には才能がないなんて言われてるから可愛そうだ。 こういう人を見るとどれだけ才能があってもメンタル弱いと生き残れないのが芸術の世界なんだなとつくづく感じる ラフマニノフもそうなりかねなかった
幸い優秀な精神科医と出会えたからよかった
ロットにもそういう人がいればどうなってたか 全部ブラームスのせいにするのはチョット酷
自殺する人ってその機会を伺いながら辛うじて生きてるんじゃねぇ?
そもそも自殺って異常行為なのか?
死後の世界に楽観的になっちゃいけないのか?
俺は自殺願望無いけれど ベートーヴェン流の芸術家なら、自殺は終点ではなく、自殺「しない」ことが、創作のはじまりだ。「苦悩から歓喜へ」 自分が同じ立場ならどうか考えてみたけど
ブルックナー教授が味方で絶望とかありえんわ >>122
神様クラスが味方で、その人が激しく神を信じてるからな。
ただ、目の前でロリコンを発揮されたら、自分なんか眼中に無いんだとガッカリするかも。 ロットの音楽は元気いっぱいで絶望とか死とかあまり感じないんだよな。ブルックナーやマーラーにある闇が感じられない。だからこそプッツンしちゃったのかもしれないけど。 元気一杯のあちら側での希望に満ちた暮らしを描いたのかもしれない ブルックナーはウィーンに出る前年にノイローゼで療養し
生涯この症状と付き合うことになったが
音楽家として遅咲きだったことが彼の場合は良かったのかもしれない
(このとき既に40台でキャリアを地道に重ねていた) ロットのほうがブルックナーをそれほど理解していなかった可能性はある
交響曲3番までか、4番の譜面までしか知らなかったはずだから無理もないことではあるが ブルックナーやマーラーの音楽にも言える事だけど
精神を病むことは芸術家としてはプラスに働く事も多いと思う
しかし死んでしまったら元も子も無いというね >>131
どんな世界でも比較的順当(あくまでも比較的)と紆余曲折あった人(曖昧な表現ですが)
とでは、どこかしら違いが出てくると思います。音楽の世界でも何かある様な気がします。
ロットは決して順当な人生だったとは言えないと思います。まだ音楽性が確立する前に亡くなってしまったけれど、
彼の音楽の優しさや激しさには短くも懸命に行きた奥深さの様なものを感じるんです。
主観的な意見で申し訳ないですが… この本を読んでみると好い
「シンフォニア・パトグラフィカ」 現代音楽の病跡学
ttp://www.shoshi-shinsui.com/book-sympho.htm テンシュテットのハンス・ロットを聴いてみたかったなぁ。。。 >>136
モーツァルト、ワーグナー、サティあたりは病んではいないね。キチガイではあると思うけどw >>138
精神的にやんでいる人は音楽家には多い。
精神にせよ身体にせよ苦悩を伴って、素晴らしい楽曲を作る人は多いと思うよ。
どちらもさほど病んでいない大作曲家を敢えて上げるならドヴォルザークかな? 教え子達に、列車がダイヤ通り運行されているか? 観に行かせたり
そりゃあもうかなり逝ってますよ バッハとかハイドンとか宮廷音楽家の時代はまともな人多いやん 時代じゃね?
貴族にやとわれて生活が安定してれば音楽家の精神も安定するさ ストラヴィンスキーあたりも狭義の精神疾患だったとは思えない
偏執狂的なところは感じるけど その時代にも、ヴェラチーニっていうとってもイカれたのがいるにはいるんだがな 世界史の推進力となった例は、あるコミュニティのなかのイカレた人間によることが多いようだな。イエスが何者か知らないが、典型例だろう。音楽史も同じ。 ブルックナーはロットにその役目を期待していたんだろうね ロットは即興を垂れ流しているようなところがある
長生きしても師匠のような曲を作れたとは思えない >> ロットは即興を垂れ流しているようなところがある
自分はそこがロットの一番気に入ってる部分なんだよね。ブルックナーは初期より後期の方がそういう傾向が強いと思う。即興的なスリルと構築のバランスよね。 ブルックナーは構成がはるかにしっかりしている
生前は誤解されていたが 改訂する時間がたっぷりあった師匠と半分狂いながら駆け足で完成させたロットの一番を構成力という点で比較するのはフェアじゃないぜ。 てかまあ、楽曲構成をきちんと身に付けずに書いて応募したわけでしょ
40近くまで勉強しつづけたブルックナーと根本的に姿勢が違うよ ハンス・ロットはやはり天才的な作曲能力を持ってたってことだね
20歳の学生時代にこれだけのものを書けたんだから
もし長生きしてたらとかいうタラレバは意味ない
ただ彼が才能に満ち溢れていたという事実だけが残ってる あとオルガンが上手かったんだろうなぁ、という所ね。
彼の即興的な展開はベートーベンのピアニズムにも匹敵するんじゃないかと思う。 ヴァイグレ/ミュンヘン放送管のCDは、演奏、録音両方いいと思う。金管特有の音の広がりが上手く録音されてる。 来年の2月に、とうとう日本の某アマオケがロット作品に手を出すらしい。吉と出るか凶と出るか >>157
既知のことかもしれないが、9月に読響がサントリーで第1番をやる。
よほど安定していると思うが。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています