ラルフ・ワイケルト指揮京都市交響楽団のブルックナー「ロマンチック」
つい最近の演奏会だが、概ね酷評する人が多かった。
しかし、ワイケルトの誠実な人柄が反映されて
地味ながら丁寧な音楽作り。あれほどブルックナーに奉仕する演奏は滅多にないと思った。
ああいう音楽はある程度の年齢にならないと理解できないで平凡にしか聞こえないんだろう。
拍手中に退席するという失礼な人が半端なくお多かった。軽く200人はいただろう。
つまらなくても拍手にぐらい付き合ってもいいのにと思った。