大阪フィル ブラームスチクルス U 指揮 尾高忠明
(1) アルト・ラプソデイー 作品53. アルト 清水華澄 大阪フィル合唱団(男声のみ)。
  大変素晴らしかった。
(2) 運命の歌: 大阪フィル合唱団(男声、女声)
  大変素晴らしかった。静かなところのヴァイオリンも統一されていて良かった。
(3) 交響曲2番: 尾高忠明氏の素晴らしい指揮で統一感があった。ボリュームも十分だった。、
 ただ、気になったのは やっぱり 第一バイオリン。二列の前の四人だけで演奏したらどうなるのかと思った。
 後ろのほうは いつも 御姫様風の演奏でおとなしい感じ。 美しい調和のとれた音を出していたところも
多かったが、少しそうでもないような気もしたところもあった。席が悪かったし良くわからないが。
  チェロの髭のおじさんが後ろの方に下がっていた。でもやっぱりこの人のチェロの音がいつも特に素晴らしいのだなと
改めて思った。
 全体としては素晴らしい熱演でした、バシッ、バシッと 指揮が決まっていた。音響も十分。
静かなところも統一がとれていました。 シンフォニーーホールで演奏されるという選択にも敬意を表したい。
ただ、両脇などかなり空席が目立った。尾高さんの健康を改めて祈りたい。終演後は暖かい盛大な拍手がありました。