ブル5は今回で9回目。直近は1月下旬の読響のブル5を聴いた。音圧ある演奏で会場もツイッターの反応も
よかったが、自分の好みではなかった。今日の大フィルのブル5は感動したかというとそうでもなく、ダメ
だったのかというとひどい演奏でもなかった。自分はブルックナーでは一体感のある演奏を聴きたいと
いつも思っている。今日はオケの音にもっと溶け込みがほしいと思ったのと、なんか手探り状態なところが
あったように思う。それではオケとしての一体感が出せない。4楽章は最も練習したのか1番まとまっていたが、
まだまだもっと深い演奏はできるような気がした。初日としてはまだ詰めが甘い気がした。1年半前の飯守指揮
大フィルのブル6は初日でも大いに感動した記憶がある。