調べてみたが、英国から生じた本流のフリーメーソンは「至高の存在」を認めることが会員になるために必須で、広く宗教者を受け入れており、反宗教ではなく、むしろ擁護の立場であり、政治的にも宗教的にも中立である。

一方で、フランスの「大東社」系のフリーメーソンは、英国本部から認められていない「非正規」のフリーメーソンで、啓蒙思想の影響が強く「至高の存在」を認めなくても入会できる。(歴史的には「至高の存在」の認容が必須の頃は、英国派と相互承認していたが、その条件を外したので英国派なら破門された。)
ここから無神論と政治活動に特徴のある団体となり、カトリックがこれを英国派と一緒くたに破門したようだ。