>>487
南洋庁は和文ローラーのみです。
南洋は地名がカタカナのままなので局名表記もそのままです。

>この時代のカタカナローラーですが、釧路、沖縄、樺太は見つかってないようです。
>ちなみに朝鮮、台湾、南洋庁ではカタカナローラーは使用されていませんでした。

って書きましたけど、
カタカナローラー印は南洋庁などの外地では使用されなかったのでしょう。
外地だったのは、台湾、朝鮮、樺太、南洋で占領地を統治するために置かれた総督府が置かれていました。
樺太のみ昭和18年4月に内地に編入されたのでカタカナローラー印使用された可能性はあったのです。
しかし、昭和18年にもなると戦況は厳しくなり物資も不足していたので、内地に編入したからと言って
わざわざカタカナローラー印を新しく配備しなかったのではと考えています。
また樺太での和文ローラー印は豊原、大泊、泊居、上敷香、恵須取等の大きな郵便局のみで
小さな局には配備されていませんでした。
ローラー印は天然ゴムで作られていたので毀損が早く1年程度で交換する事から、樺太の小さな局にあえて配備はしなかったと思うのです。
こういった事から、樺太のカタカナローラー印は存在していないと考えています。
沖縄も那覇しか和文ローラー印見つかってないようだから可能性は低いだろうと思う。
釧路は今後発見の可能性はあると思います。