>>168
官僚主義を改革するには、閣法をやめるようにすれば、大きく変わらざるを得ないと思いますね
普通、学校で三権分立を習って、法律は国会で作るんだねってことは誰でも知っていますが
実態は官僚が法案を作って、内閣から提出して、国会で決定してるものが多い

閣法自体は憲法72条で「内閣総理大臣は内閣を代表して議案を国会に提出」と書いてあるから
議案の中に法律案も含めて解釈して、内閣法で内閣の法案提出権を明記してあるだけなので
法律を変えるだけで、閣法をやめることもできます

政治主導とかよく政治家が言いますが、官僚が法律を作成するのをやめて、
国会議員で法律を作る仕組みにしないと、法律を作るもの運用するのも官僚たちでは
官僚依存からの脱却はできないし、行政が法律を作るなんて三権分立から考えるといびつな関係です

公益通報者保護法で考えてみれば、最初の法律作成時も官僚が作って閣法で法案が提出されて成立しました
でもよく考えてみてください
公益通報の告発される対象はすべての事業者だから会社だけでなく行政機関も含まれます
告発される側でもある官僚たちが自分たちで法律を作っているのだから骨抜きの法律になるのは当然でしょう
濱田さんが連日オリンパスの内部通報制度を批判しているように
告発される側が制度を作れば骨抜きになるのは目に見えているでしょう

濱田さんが自分のイエスマンばかりを重視して、少しでも苦言を呈する者を排除することからも
自分を律することの難しさは、よくわかるでしょう

にも関わらず、濱田さんたち公守会は行政への訴えかけばかりに終始して
本来、法律を作る議員を軽視した、活動を行なっています

自分たちを罰する制度を自分たちで作りなさいと言って実効性のあるものができるかといえば
なかなかできない、難しいねと考えるのが普通でしょう
そんなの小学生でも難しいことはわかるでしょう

だからこそ、行政に働きかけることもいいとしても、政治家にも働きかけて、もっと国民全体の監視の目を広げないと
本来の目標である実効力のある改正は、程遠いとしか言いようがありません